院長ブログ

精子が減っていく…

[医療・医学など]

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今日はNHKのBSで「精子が減っていく…」〜環境ホルモン研究の最前線〜が放送されました。ヨーロッパ賞 報道番組部門 最優秀賞 受賞作品だそうです。

環境ホルモン(内分泌撹乱物質)が人体及び生物に与える影響について議論されて久しいが、この番組は、改めて世界各国で進められている環境ホルモンの最新研究を紹介しながら、その影響について再考していくものでした。

この問題の一つのきっかけは、1993年、デンマークのスカケベク博士のチームが約50年間で男性の精子が半減していると発表したものでした。このデータには論議があり、まだ結論がでていませんが、環境ホルモンに関する調査や研究はいまも進めらられています。

ご興味のある方は拙著「環境生殖学入門」もご参考ください。

2009年02月05日 23:10 [医療・医学など]

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