院長ブログ

産科婦人科内視鏡学会

[国内出張・旅行]

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今日は外来終了後あわただしく病棟をまわり、横浜で開催される日本産婦人科内視鏡学会へ参加するため病院を後にしました。理事長として、常務理事会を司会、コンセンサスミーティング、ガイドライン報告会と大事な会が続きました。夜のパーティーでは特別講演にお招きした台湾や韓国の友人たちと楽しいひと時をすごすことができ、幸せでした。アジアの同胞との写真はだれがどの国からかわかりませんね。

2008年07月31日 23:34 [国内出張・旅行]

7月30日の日記

[プライベート]

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夜中に腹腔鏡連載2回目の原稿を完成して就寝。早朝に屋上の雑草取ってから、病院へ出勤。産後、術後の患者さんを診てから外来、午後は手術2件。その合間にも外来患者さん。夜は金原出版が刊行している産婦人科の月刊誌の編集委員会があるので、宿題の特集企画を作成。黒澤、両角両若手医師の意見も参考にして、よい企画ができる。編集委員会から帰宅後、近所のスポーツジムに汗を流しにいく。11時のニュースの特集で外国人看護師さんの勉強振りを目にする。看護師さんの机の上に並んだ教科書の中に、私が書いた「母性看護学概論、各論」(医学書院)をみつけて嬉しい気持ちに。今日もよい一日だった。

2008年07月30日 23:47 [プライベート]

連載進行中

[医療・医学など]

「産科と婦人科」という医学系月刊雑誌に腹腔鏡下手術の手技・手術を連載で書かせて頂くことになりました。研修医や入門者にも分かりやすい図解付のシリーズで12回つまり1年間の連載ものです。毎日おこなっている腹腔鏡のことだからサラサラといくと思い引き受けたのですが、外来、手術、出産に明け暮れているうちに、締め切りを過ぎて、編集の方に御迷惑をかけることになってしまいました。今日は第一回分の最終校正と、第二回分の締め切り日。校正はなんとか済みましたが、原稿の仕上げはまだまだ。明日の朝までには完成しないと、雑誌にアナがあいてしまいます。ブログで一息、これから頑張ります。

2008年07月30日 01:01 [医療・医学など]

バースプラン続編

[山王病院・国福大]

30年以上産婦人科医をやってきてお産は筋書きのないドラマだとよく思うことがあります。実は昨日(7月27日)のブログに書いたバースプランは、翌28日に無痛(和痛)分娩を計画していた方を念頭においていました。27日午後11時の時点では今夜はゆっくりお休み頂いて、明日朝から頑張ろうという手はずでした。自宅に帰り念のため携帯を枕の横に就寝しました。

ところがというか案の定というか、午前3時過ぎに陣痛が始まり、携帯に起こされて、夜明け前に山王病院にかけつけ、朝8時には無事出産となりました。高齢出産は大変なこともあるといわれますが、ご主人立会いのもとで、ご安産おめでとうございました。今日こそゆっくりお休みください。

2008年07月28日 23:04 [山王病院・国福大]

バースプラン

[山王病院・国福大]

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出産は一生にそう何度もない大きなイベントです。世代をつなぐ生命の営みという意味では一番大切なことといってもいいでしょう。出産をどのように迎え、どうしたら自分らしくお産をできるかと考えることからバースプランは始まります。出産する施設にしても、大学病院や大病院、身近な地域の基幹病院、産科専門病院、個人開業医、開業助産院様々なタイプがあります。同じようなタイプの施設でも、それぞれ特徴をもっています。その中から自分にあったものを選びなさいといわれても、困ってしまいますね。

よいお産を選ぶにはまずお産の仕組みを知ることが大事です。陣痛は子宮の収縮で、その結果子宮口が開き、胎児は頭を先に産道を通過して生まれてくる。その過程で医学的に必要な処置にどのようなものがあるかも知っておく必要があります。父親の立会いは、生まれてから母児同室か等ご自分の考えをプラントしてまとめましょう。自分なりのバースプランがたったら、それにあった分娩施設を選ぶことになります。あるいは、分娩を予定した施設で医師や助産師の助言を受けて、バースプランを固めるということもありえます。前向きに自分なりの出産を計画する。お産が楽しみで待ち遠しくなりますよ。

ちなみに山王病院はできる限り患者さんのご要望に答えられるようスタッフ一丸となって、対応しています。無痛分娩(痛みがゼロではないので和痛というのが正確)には麻酔科の医師にも協力してもらっています。

写真はLDR方式の分娩室。

2008年07月27日 22:16 [山王病院・国福大]

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