ミッドタウンは山王病院から徒歩7分位の距離にありますが、なかなか足を運ぶことはありません。今夜は高嶋ちさ子さんの「バギーコンサート」(バギーにのった幼児でも参加できる)があり、帰りがけに庭園をのぞいてみました。幻想的でしょう。

金沢から飛行機で帰京しました。帰途の機上からきれいな富士山が見えたので、写真をアップします。やはり、富士は日本一の山ですね。

生殖医学会は旧不妊学会が改称したもので、産婦人科や泌尿器科で不妊治療に携わる人々はもちろん、農学部や理学部で生殖や繁殖を研究する先生方、エンブリオロジストの皆さんなど大勢が参加します。今年は金沢で開催されています。

今日の讀賣新聞医療ルネッサンス「子宮内膜症」は腹腔鏡手術をとりあげていました。子宮内膜症の治療に腹腔鏡手術が有効なことはだれもが知るところですが、不妊にも有効なことも実証されています。

日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定制度にも言及がありました。学会の事業が治療法の選択にも役立ててもらうことができそうで、学会理事長としても有難いことだと思いました。

今日の讀賣新聞医療ルネッサンス「子宮内膜症」その2では、薬物療法が取り上げられていました。低用量ピルが子宮内膜症の痛みなどの症状緩和に有用であることは、世界で認められており、日本でも昨年からルナベルが処方できるようになりました。もうひとつ「ディナゲスト」という黄体ホルモン製剤も子宮内膜症に有効ですが、紙面にもその説明があり、よく調べて記事が書かれていると感心しました。