院長ブログ

文(ぶん)は人なり

[その他]

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「文は人なり」とは、書いた文章をみれば、書き手の人柄やどのような人であるかがわかるということです。フランスの博物学者ビュフォンの言葉からだそうです。

今日知人から著書をお送り頂き、入院中の妊婦さんの様子を伺いながら院長室で読んでみました。真っ直ぐな性格の方でご多忙な中にも周囲に気配りを忘れぬ女流バイオリニストが、聴くと元気がでて、心が10倍豊かになるクラシックの名曲案内をしてくれています。「はじめに」に皆で楽器を習いましょう!とあります。何をならいましょうか。50年ぶりにバイオリンかな?そうそう著書名は「高嶋ちさ子の名曲案内」です(写真左)。

もう一冊個人的にはちょっと嬉しいことですが、拙著「女性の病気と腹腔鏡」が出版社から届きました。-子宮筋腫・子宮内膜症・不妊治療がよくわかるーとありますが、患者さん向けというより、社会の多くの方々に、女性の体や生殖の仕組みをより分かってもらいたいというモーチベーションがあって取り組みました。「おわりに」も力をいれて書きましたので、そこからでも、ご覧いただければ幸いです。

2008年11月28日 23:38 [その他]

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帰国前にオリンピックの主会場であった「鳥の巣」によってきました(写真)。内部に入ると想像していたより広く、まだ熱気が残っているように感じられました。

2008年11月27日 23:44 [海外出張・旅行]

手術と講演

[海外出張・旅行]

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今回の手術はもちろん3件とも腹腔鏡で、1件目は不妊症の子宮内膜症病巣除去、2件目は進行した子宮内膜症で両側のチョコレート嚢腫(子宮内膜症のため卵巣が腫れているものです)、3件目は子宮筋腫の方の子宮全摘術でした。普通ですと一日がかりですが、午後は講演も予定されており、中日友好病院の先生方に発破をかけて、頑張ってお手伝い頂き、無事に手術を昼飯前に完遂できました。

講演は婦人科腹腔鏡の日本の現況を中心にお話しました。中日友好病院だけでなく北京近隣の方々もご参加で、100名以上の婦人科医が集まり、中国でも腹腔鏡への関心が高まっていることを実感した次第です。散会後記念写真をとりましたが、女性医師が多いことに気づかれますか。紅い横断幕には熱烈歓迎の文字が。ちなみに中日友好病院の産婦人科医32名中、30名が女性です。

2008年11月26日 23:41 [海外出張・旅行]

熱烈歓迎

[海外出張・旅行]

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中国に来るといつも心のこもった熱い歓迎を受けて感激し、また招かれるとなんとか都合をつけて来てしまうのです。今回も短期間で過密スケジュールですが、充実しそうです。医院に着くなり、教室でブラックボックスを使った腹腔鏡手術のトレーニング指導。皆熱心です。明日の子宮全摘他2件の手術患者さんのプレゼンも受け持ち医にしてもらい、構想を練りました。歓迎夕食会は中国式しゃぶしゃぶで、久闊を叙しました。

ホテルを「鳥の巣」近くにとってくれていたので、夜景を一枚。お忙しくて今年北京でオリンピックがあったのをご存じでないかたのために、向かって右がメーンの陸上競技場、左は水泳競技場とのことです。

2008年11月25日 22:08 [海外出張・旅行]

日中友好病院

[海外出張・旅行]

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日中友好病院は北京にあり、現地では中日友好医院といいます。日本が設立に関与し現在では中国衛生部(日本の厚生労働省)の数少ない直営病院です。ご縁があって、中日友好医院の名誉教授で過去にも数回手術や講演をおこなっています。

実はただいま成田で、これから北京にまいります。今日は病棟回診、明日は午前中腹腔鏡下子宮全摘術や何件か腹腔鏡手術を行い、午後は講演会でお話してきます。

中国は国民の数も多く、少子化の影響で子宮筋腫や子宮内膜症の問題が大きくなっているのは、日本と同じようです。北京から、中国全土にも腹腔鏡の波を拡げたいと思い、頑張ってきます。

写真は前回いったときの手術室風景です。

2008年11月25日 10:29 [海外出張・旅行]

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