院長ブログ

会・会・会・会・会

[医療・医学など]

blog image
今日は会議に明け暮れた。Reproductive Medicine and Biologyは生殖医学界が刊行する英文誌です。投稿された論文は審査過程を経ますが、それをOn Line化するための編集会議に出席しました。午後は生殖医学系の研究会、所属する港区医師会の総会、山王病院の会議と会議と移動の繰り返しで、早朝の宇都宮と比べて東京の暑いことには閉口しました。

締めくくりは、友人の教授就任祝賀会で、祝辞にも述べたのですが、長年苦楽を共にした君がプロモートされるのは嬉しいことです。ますます活躍されますように。

その後には、来週にせまった内視鏡学会の打ち合わせが急遽はいり、いつもと多少違った一日になりました。

2008年07月26日 23:39 [医療・医学など]

宇都宮から

[国内出張・旅行]

blog image
栃木県産婦人科手術手技研究会に招かれて講演にまいりました。テーマは「腹腔鏡下手術の現況と将来展望」。夜遅い時間にも関わらず県内から大勢の皆さんが参加され、質問やご意見を頂き、有意義でした。お世話役の国際医療福祉大学柳田先生ありがとうございました。

2008年07月25日 23:17 [国内出張・旅行]

めざクラ・サマースペシャル’08

[プライベート]

blog image
「めざクラ」は、『クラシックをもっと身近に』というコンセプトのもと、バイオリニスト高嶋ちさ子さんとフジテレビアナウンサー軽部真一さんがプロデュースしていることを以前ブログで触れました。

今日はそのサマースペシャルがサントリーホールでおこなわれました。スペシャルゲストの仲道幾代さんのピアノや藤澤ノリマサさんの歌声など楽しい企画にみちたコンサートでした。12人のヴァイオリニストの「ティゴイネルワイゼン」(サラサーテ)は12人が交替でメインを担当する競演で特に感銘を受けました。

素晴らしい演奏に、子どものころバイオリンを習っていて、いつかティゴイネルワイゼンが弾けたらと思ったことも思い出したり、時代を超えて弾き伝えられていくサラサーテの作品にもあらためて感動しました。

よい仕事は残っていくものでしょう。私たちの仕事である生殖医療はARTともいわれていますが、特に、腹腔鏡下手術の成功は自然な形の妊娠出産に結びつきます。未来に続く、子どもたちをこの世に送り出す仕事も永遠といえるでしょうか。感動的なコンサートの余韻でみる真夏の夜の夢かもしれませんが、、

写真は昨年ダイオキシン2007の開会式で演奏頂いたときのものです。

2008年07月24日 23:59 [プライベート]

鬼手仏心続編

[山王病院・国福大]

blog image
昨日は「鬼手仏心」とは、外科系の医者が手術や処置のとき、中途半端でなく大胆にメスを入れたり、切り開いたりするが、その根底には、きっちりと患者さんを早くよくなってもらいたいという温かい仏心があることを書きました。温かい心が腹腔鏡下手術の精神に通じることも、、、

昨日に引き続き今日も腹腔鏡下手術で、そのさなか助手の若手医師と「鬼手仏心」に話が及びました。一般の方はともかく、医師の座右銘に挙げられることが少なくないので、当然知っていると思ったら、大間違い!「きしゅぶっしん」説明しました。その君いわく、「鬼の手より神の手ですね」。なるほどと感心した次第です。

2008年07月23日 23:48 [山王病院・国福大]

鬼手仏心(きしゅぶっしん )

[山王病院・国福大]

blog image
今日は外来で処置を受ける患者さんに、少し痛いかもしれないので、あらかじめ、「鬼手仏心ですからね」と申し上げたら患者さん「??」。外科系の医者は手術や処置のとき、中途半端でなく大胆にメスを入れたり、切り開いたりします。そうするのはきっちりと患者さんを早くよくなってもらいたいという温かい仏心からです。その説明をしてから処置をしたら、患者さんはちょっとも痛くなかったといって、ニッコリ。ああよかった。

とはいえ鬼手仏心はいまどき免罪符にはなりません。できるだけ、痛みのないように手術をしたいです。そこで腹腔鏡の威力がクローズアップされます。お腹を切らないことのメリットは、切られた人にしか分らないかもしれません。出来上がりが、写真のようにテープをはって「はいおしまい」というと、感じがつかめませんか。

2008年07月22日 19:20 [山王病院・国福大]

Prev  Next 

このページのTopへ戻る