院長ブログ

区有地

[花と緑]

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拙宅は五差路に面していて、角の部分は区有地で、こんもりしたツツジの植え込みと四季折々の草花の植栽があります。日々目を休ませてくれます。最近更新されたものを今朝写真にとりました。緑を大事にする区に感謝。

住んでいるのは何区かという質問ですか?

花と緑に恵まれているのは、そう板橋区です。

2008年12月18日 22:57 [花と緑]

お待たせしました

[拙文]

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以前からブログでも公表していました、拙著「女性の病気と腹腔鏡―子宮筋腫・子宮内膜症・不妊治療がよくわかる」(かまくら春秋社)がアマゾンにもリストアップされました。

女性特有の子宮筋腫や子宮内膜症で不安をお持ちのかたには、ぜひお読みいただきたいと思います。

http://mijikaku.jp/?LN3EeX

2008年12月18日 01:27 [拙文]

卵子提供

[医療・医学など]

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不妊治療にご夫婦以外の第三者から提供された精子・卵子を使ったいわゆる非配偶者間体外受精は、多くの国々では実施されていますが、日本では議論の段階でした。先日、日本生殖医学会はこれを認める方針を示し、兄弟姉妹や友人からの精子・卵子提供も含めた実施条件を策定すると発表しました。

画期的なことですが、非配偶者間の体外受精は、厚生労働省が2003年、「匿名の第三者」に限り認める報告書出しましたが、法制化は進んでおらず、日本産科婦人科学会は慎重な立場を変えていません。従って、一般臨床にすぐにとりいれられるかは、まだ明らかでなく、議論がいるかもしれません。

このことは大きな問題で、以前拙著「授かるー不妊治療とこどもをもつこと」でもとりあげ、日本の現状や卵子がないために妊娠できない21歳の女性のケースレポートも載せました。その折、患者さん自身から「知らない人の卵子よりは、一人の女性、人間として尊敬できる姉の卵子で子どもをうみたい」というお手紙を頂きました。

患者さんのお気持ちにそいたいという思いや、患者さん自身の言葉はいつも心にあり、一日も早く患者さんも社会も納得できる法整備が望まれるところです。症例の詳細は「授かる」305から306ページと371から372ページをご覧ください。

図は讀賣新聞HP「卵子提供」より。

2008年12月15日 23:19 [医療・医学など]

国際シンポジウム

[医療・医学など]

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環境省主催の「平成20年度化学物質の環境リスクに関する国際シンポジウム」が開催されています。本日のシンポジウムでは、「未来に翔く子どもたちのためにー子どもの環境保健ー」が一般公開され、明日は国内外の専門家による公開セッションが予定されています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10344

夕方のレセプションでは様々な分野で活躍し、環境リスクに関心をもつ方々とお目にかかってお話する機会がもてました。

少々気になりますのは、時節柄経費節減のあおりを受けて、毎年おこなわれていた国際シンポジウムが今年で終わってしまうかもしれないということです。内外の研究者が報告し情報を交換するだけでなく、市民にも開かれた会だけに、存続を祈念するものです。

2008年12月14日 23:22 [医療・医学など]

環境ホルモン学会

[医療・医学など]

環境ホルモン学会は通称で、正式には日本内分泌撹乱化学物質学会と言い、環境ホルモンとその影響についての学問・技術の進歩発展及び環境の改善に寄与することを目的として、1998年に設立されました。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsedr/

第11回の環境ホルモン学会研究発表会が本日および明日開催されます。

それと平行して、環境省が、12月14日(日)・15日(月)の両日、東京ビッグサイトにおいて「平成20年度化学物質の環境リスクに関する国際シンポジウム」を開催します。初日のシンポジウムでは、「未来に翔(はばた)く子どもたちのためにー子どもの環境保健ー」と題して、子どもの環境保健をテーマとした公開シンポジウムを行い、2日目の国内外の専門家による公開セッションでは、化学物質の内分泌かく乱作用に関する取組の今後の展望や、化学物質等の環境因子とアレルギーに関する研究をテーマとして議論を予定しています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10344

日本は環境ホルモン学会や環境省などの努力もあって、環境ホルモン問題への取り組みは進んでいて、世界をリードしてきたと思います。ところが研究成果とは裏腹に社会の注目度などは低下して、それと同時に研究環境なども不十分になってきていると危惧されます。

関心のある方はぜひ参加して頂きたいのですが、、、

2008年12月13日 23:30 [医療・医学など]

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