弘法大師(こうぼうだいし)
[医療・医学など]
「弘法大師」は平安時代初期に真言宗の開いた空海の、諡号です。ちなみに、空海に並び称されるのは天台宗の開祖最澄でしょう。
弘法大師は能書家としても知られ、「弘法筆を選ばず」や「弘法も筆の誤り」という言葉は今も使われていますね。「弘法筆を選ばず」は文字を書くのが上手な人間は、筆の良し悪しに関わらずよい書を書くということですが、空海自身は、よい書を書くには筆を使い分けるべきであると言ったとも伝えられ、「弘法筆を選ぶ」いうことわざもある。
今日は腹腔鏡手術で筋腫の核出をおこないましたが、術中に思ったのは、弘法も筆を選ぶべきで、術式に適した器具を使うべきことだということです。筋腫を操作するには、普通の鉗子では力が伝えにくく、ミオームボーラーというコルク抜きのような道具を用意して使いたいものです(写真上2つ)。現在「産科と婦人科」という雑誌に腹腔鏡手術シリーズを連載中ですが、一言付け加えようと思います。
弘法大師は能書家としても知られ、「弘法筆を選ばず」や「弘法も筆の誤り」という言葉は今も使われていますね。「弘法筆を選ばず」は文字を書くのが上手な人間は、筆の良し悪しに関わらずよい書を書くということですが、空海自身は、よい書を書くには筆を使い分けるべきであると言ったとも伝えられ、「弘法筆を選ぶ」いうことわざもある。
今日は腹腔鏡手術で筋腫の核出をおこないましたが、術中に思ったのは、弘法も筆を選ぶべきで、術式に適した器具を使うべきことだということです。筋腫を操作するには、普通の鉗子では力が伝えにくく、ミオームボーラーというコルク抜きのような道具を用意して使いたいものです(写真上2つ)。現在「産科と婦人科」という雑誌に腹腔鏡手術シリーズを連載中ですが、一言付け加えようと思います。
2008年12月08日 23:53 [医療・医学など]