院長ブログ

カーセンサー

[プライベート]

知人の依頼でカーセンサーのインタビューに協力しました。

愛車はレクサスSC430です。

写真河野敦樹氏

2008年05月26日 13:05 [プライベート]

いのりの友

[プライベート]

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「いのりの友」は縁あって数年前から我が家にある石彫です。作者は野本昌広氏という方で、素朴な造形や愛情溢れる作風が人気のようです。

みるたびに心癒され、手を合わせて祈ってしまいます。何を祈っているか?それは内緒です。

2008年05月25日 18:33 [プライベート]

鉄門だより

[拙文]

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「鉄門だより」は東大医学部の同窓会誌といっていいでしょう。教授退任にあたって挨拶文を寄稿しました。拙文で長文ですが、だより編集長の許諾を得て一部を転載します。左の絵は退任にあたり医学部から贈呈頂いた「赤門」です。 

教授退任の挨拶

 私が東大理科三類に入学したのは昭和45年であります。70年安保の年であり、駒場周辺にも機動隊が常駐しているような状況でした。出身は埼玉県秩父市で、余談ですが、電車は1時間に一本あるかないかの山奥の町でした。上京した私は、渋谷駅に立つと、山手線の電車が発車してまだ最後尾が見えるうちに、次の電車が入ってくる様にカルチャーショックを受けるたものでした。学生時代は軟式テニス部、スキー部、スケート部、ゴルフ部、癌の会などに加わり、青春を謳歌しました。当時の先輩、後輩は皆立派になられていますが、今でも学生時代と変わらず気兼ねなく付き合うことができるのも鉄門の絆のお蔭様です。

 昭和51年に卒業し、故坂元正一先生(昭和25年)が主宰する産科婦人科学教室にいれて頂きました。当時から既に、多忙で人手不足が叫ばれていた産科婦人科でしたが、出産や手術に明け暮れ楽しい研修生活を送らせてもらいました。駆け出しのうちにMEの大家穂垣正暢(昭和35年)のおられる都立大塚病院、手術の名人菅生元康先生(昭和45年)の長野日赤で指導を受けたことが現在の自分の臨床を支えてくれています。まことに先達はあらまほしきことで、若い会員の方々もぜひ鉄門の先生方のところで研修する機会がありましたらぜひ生かしてください。

 研究生活も大勢の鉄門先輩方のご指導ご鞭撻によって大変充実しており、この場をかりて厚く御礼申し上げます。最初の研究テーマは卵子や初期胚の代謝でしたが、研究の手ほどきは、佐藤和雄産科婦人科講師(昭和36年)、加藤尚彦脳研生化学助教授(昭和36年)から頂きました。胎児診断への応用では小児科の鈴木義之先生にもご指導頂きました。その後故水野正彦教授(昭和31年)のご推挙で米国NIH留学の機会を頂けたのも幸いでした。EGFの生殖機能への影響を研究し、成果はサイエンス誌等に掲載され、研究に弾みがついたと思い返されます。これらをベースに内分泌撹乱物質(環境ホルモン)研究にも参加してまいりました。研究のきっかけは当時厚生省から環境庁に出向していた鉄門同級生中島正治元局長であり、ご指導頂いた環境研究所の遠山千春先生が疾患生命工学センターに着任されたのもご縁の深さを感じます。環境ホルモンは人類の未来に大きな影響をもたらすものと思慮されます。鉄門の皆様が研究に参加され、ネットワークができたら素晴らしいことだと思います。

 臨床面では、平成4年当時新任であった武谷雄二教授(昭和48年)より腹腔鏡下手術の導入をお任せ頂いたことが大きな転機でありました。新しい術式を開発し、適応範囲を広げ、患者さんに感謝される毎日は医者としての最高の幸せです。目白台の分院産婦人科川名尚教授(昭和38年)の後任に就任させて頂いて後は、分院においてほとんど全ての良性疾患は内視鏡手術で治療しました。現在は日本産科婦人科内視鏡学会の理事長と同時にアジアパシフィック婦人科内視鏡学会の理事長も勤め、国内のみならず、アジアパシフィック地域における内視鏡手術の普及に努めようとしております。

 東大在職中あるいは産婦人科医として最も記憶に強く残っておりますのは、東宮職御用掛として、雅子妃殿下の愛子内親王ご出産に立ち会ったことです。産婦人科のみならず、鉄門の皆様の幅広いご支援を頂き、勤めを果たすことができました。特に花岡一雄教授(昭和46年)、五十嵐隆教授(昭和53年)には大変ご足労をお掛けした。お世話になった皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 国際医療福祉大学大学院転出にあたっては、開原成允大学院長(昭和36年)、金澤一郎副学院長(昭和42年)を初め、鉄門の皆様のご指導を賜りました。その関連病院である山王病院では院長職という新しい仕事にも取り組みますが、一般外来や生殖補助医療、腹腔鏡下手術、妊娠や出産の現場でも患者さんをみていきたいと思います。鉄門の皆様と山王病院あるいは国際医療福祉大学で一緒に仕事ができることがあれば幸いに存じます。また地域医療の担い手でもありますので、患者さんをご紹介頂ければ嬉しくお待ちしております。ちなみに山王病院リプロダクションセンターは土日も開いており、私も月月火水木金金で頑張っております。

2008年05月24日 13:31 [拙文]

夫立会い分娩

[山王病院・国福大]

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出産に立ち会えることは産婦人科医の最大の喜びですが、私はご主人の分娩立会いも前向きに考えています。東大でもそうでしたが、山王病院ではほとんどご主人にも分娩室に入ってもらっています。今日も子宮口が全開してさあ出産というところにご主人が間に合って、ご夫婦が手をとって、呼吸もあわせていいお産をされました。お二人、いや赤ちゃんもいれて、三人でよく頑張りました。

長年の経験から、いいお産をする、いいお産にする秘訣がわかってきました。妊娠中に分娩がどのように進行するか、どのような対処をするかをよく勉強し、エクササイズをしておくことが大事です。分娩台でパニックになりかかったり、最近の言葉で「モンスター・ハズバンド」になられるのは、背景に勉強不足が推察されます。これから出産の方は今からでも遅くありません。「安産・新生児大全科」(主婦の友社)も参考になりますよ。ちなみにこの本は中国語にも翻訳されて、中国の皆さんのお役にも立っています。

2008年05月23日 23:52 [山王病院・国福大]

アクセス御礼

[プライベート]

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ホームページをご覧頂いている皆様、ありがとうございます。

インターネットの便利な機能の一つで、毎日のアクセス数を知ることができます。最近は200件程のアクセスを頂いております。ホームページを開設して5年以上たちますが、今年3月までは一日10件程度のアクセスでした。山王病院へ転出を機会にホームページも一新し、ブログも始めました。その結果一日のヒット数が100件程に増加して嬉しく思っておりましたが、アクセス数はその後右肩上がりで、200件を越える日が多くなってきました(写真上段がアクセス数で上の数字は300)。アクセスを分析しますと、新規の訪問者の方とブログをご覧頂いている方が多いようです。そうなるとなんだか嬉しく、ホームページをさらに充実し、ブログも毎日更新しようという意欲がわいてきます。

皆様今後ともよろしくお願いいたします。

2008年05月22日 17:57 [プライベート]

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