今日から本格的に学会が始まりました。

山王病院からは合計3題の発表をいたします。一つは黒澤先生で、子宮外妊娠に関するものです。

子宮外(異所性)妊娠は、昔はお腹の中に大量出血する救急疾患でした。最近は医学の進歩もあって、ほとんどの症例に腹腔鏡手術適用が可能になっています。ところが、術後hCGという妊娠ホルモンがなかなか下がらないがpersistent ectopic pregnancy(PEP)という病態が発生するようになり、今回の発表はそれ対する術中・術後にの注意を中心としたものです。

写真は発表用ポスターです。

最近国内外を問わず学会をホテルで開催することが少なくありません。会場と客室が近いとプログラムの合間に部屋に帰って原稿を書いたり、ブログを更新したりできるので、なんだか嬉しい気分になります。窓の外にはビーチというのもベリーグッドです。

というわけで、写真は客室の前に広がるパタヤビーチと青空です。

学会場のホテルはパタヤのビーチサイドにあり、異国情緒あふれて、心もリフレッシュ、勉強する意欲もわきます。世界各国の腹腔鏡仲間と会えるのも楽しいことです。

時差2時間のタイ国際空港に午後4時前に到着しました。ターミナルビルはゾウが並んでいるように見えたのですが、気のせいでしょうか?

パタヤに無事着きました。ご存じのように昨23日に成田空港の滑走路で飛行機事故があり、飛行が中止になったり変更になった便が多数ありました。昨日の今日で大丈夫かと心配しましたが、多少の遅延で離陸できました。当該の滑走路にさしかかったところで見渡すと、事故機は撤去され、何事もなかったようでした。関係者の方々は大変なご苦労であったことでしょう。