エギューユ・デュ・ミディロープウェーで上るにつれ、天候は悪化、3842メートルの展望台は雪の中でした。

幻のモンブランは雪を払った表示板の示す方向です。

展望台で寒さに耐え、雪が止むのを待ちましたが、その兆しもなく、すごすごとロープウェーで下山しました。めげることなく次の目標に設定したのは、メール・ドゥ・グラス氷河です。

モンタンヴェール鉄道は世界最初のアプト式列車です。写真のように線路の中央にもう一本の線がみられますね。

シャモニーから全長5141メートルのモンタンヴェール鉄道にのり到着したメール・ドゥ・グラス氷河はご覧のパノラマです。

展望台から降りて氷河の先端部分に迫り、氷の洞窟にも入ることが可能なはずなのですが、強風のため降りるケーブルが動かず残念。曇り空の下でしたが、写真でなく本物の氷河を見ることができたのを幸いとしましょう。

最後の目的地シャモニーにバスで移動。途中レマン湖まで足を延ばし湖岸に立つシオン城を見学しました。近くに船着場があり、丁度遊覧船が通りかかりました。レマン湖の船着場といえば、エリザベートの暗殺が思い浮かびますか?ここではないようですが、、

登山鉄道にてゴルナーグラート展望台に到達。山上は雪でマッターホルンどころか360度雲と霧と雪ばかり。仕方なく下山する前に小さな雪だるまを作成し、記念品にしました。