ヴェネチアの中心からは舟を乗り換え片道40分位かかる島ですが、行く価値はあると思います。ヴェネチアレースの本場で、島のいたるところにレースの店が並んでいます。それにもまして感動的なシーンは、運河沿いにならぶカラフルな家並みです。見たこともない町なのに、不思議な郷愁を感じるのは私だけでしょうか。海風に吹かれるのも楽しく、ヴェニスにみえた方にはぜひ訪ねて頂きたいところです。

観光案内ブログの様になってきました。そうなると落とせないのがリアルト橋です。大運河にかかる石の橋ですが、橋の上両側にお店が並んでいるのが日本人には珍しく感じます。橋から見下ろす運河もよく、運河べりから見上げる橋もよしです。

ヴェニスのホテルについてまず向かったのはサンマルコ広場です。広場の角にそびえる鐘楼に登って見渡す青空の下のヴェニスはまことにアドリア海の女王というに相応しいと思いました。写真は大運河の向こうのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島です。

ローマからヴェニスへの移動は、ユーロスターにのって4時間程の列車の旅を楽しみました。車窓からみる景色は次第に緑が濃くなるような気がしました。海を越えるといよいよヴェニスでした。

ローマの東30キロほどに位置するティヴォリはローマの奥座敷のようなものかもしれません。話には聞いていましたが、今回訪問し、皆様にも時間を作ってぜひ訪れて頂きたい場所だと思いました。

写真のヴィラ・デステは、16世紀の枢機卿の別荘のようですが、緑の木陰には数百数千という噴水が配置され、噴き上げる水とそれが織り成す水音が幻想の世界を形作ります。