院長ブログ

テクノロジー・ラグ

[海外出張・旅行]

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ドラッグ・ラグ(drug lag)とは、新たな薬物が開発されてから、治療薬として実際に患者の診療に使用できるようになるまでの時間差や遅延があることです。

国際学会に参加して思うことは、日本の内視鏡手術の水準は高いのに、がん治療への導入、応用が遅れていることです。日本でも一部のエキスパートが行っていますが、保険診療としては認められず、いわゆる自由診療に限られているのが現状です。

日本産科婦人科内視鏡学会理事長として、一日も早く、日本でも内視鏡によるがん治療ができるように努力を続ける必要を感じました。

写真は学会場で本文とは関係ありませんことをご容赦ください。

2010年09月30日 23:22 [海外出張・旅行]

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