院長ブログ

ガン・ガーン

[医療・医学など]

今までも気がつかなかったわけではありませんが、今回の第11回国際内視鏡外科学会で強く感じたことは、日本の婦人科腹腔鏡はガンの手術で大変立ち遅れています。他の外科領域ではすでにガンの治療に腹腔鏡が導入され、普及しつつあります。

婦人科では、欧米のみならず、隣国の韓国や台湾でも普及が進んでおり、その手術映像や成績のよさに圧倒されます。日本ではわずかに一部私費診療でおこなわれているのが現状です。その場合、患者さんの医療費負担は保険診療の場合の10倍もするようです。

産婦人科内視鏡学会の理事長として、この状態を打開すべく努力したいと思います。ご関係の各位にはご支援ご協力をお願いします。

2008年09月04日 22:37 [医療・医学など]

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