院長ブログ

鉄門51同期会

[プライベート]

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東京大学医学部の同窓会を鉄門倶楽部といいます。医学部の入り口に鉄の扉があったのでその名がついたそうです。赤門に対して鉄門という発想でしょうか。現在病院の脇にある鉄の門は昔の鉄門にちなみ最近作られたものです。

今日は昭和51年卒の同期会が都内でおこなわれました。午前の外来がおして、午後の手術が遅くなり、少し遅刻しましたが、一歩会場に足を踏み入れれば、35年前にタイムスリップです。見かけはそれなりに年月を感じさせますが、、、

2008年07月19日 23:13 [プライベート]

Medical News vol.1

[山王病院・国福大]

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国際医療福祉大学は医療や福祉の専門職を育成する総合大学として平成7年に開学し、現在3キャンパス5学部15学科を擁し、着々と整備が進んでいます。附属病院も国際医療福祉大学病院(栃木)、三田病院、熱海病院、さらに山王病院をはじめ関連病院が豊富です。

この度関東圏の病院を中心に、国際医療福祉大学グループ広報誌が創刊されました。その記念すべき第1号には、私が山王病院院長として、不妊治療について語らせていただきました。ご興味のある方はぜひご覧ください。

不妊治療について語る

2008年07月18日 22:34 [山王病院・国福大]

生殖補助医療と生命倫理、法律

[山王病院・国福大]

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今日は国際医療福祉大学大学院の講義を南青山のサテライトキャンパスでいたしました。本学特徴の一つは、本校は栃木県大田原ですが、東京・小田原・熱海・福岡・大川・熊本のキャンパスがオンラインで結ばれ、地方にいても大学院で学ぶことができるということです。

詳しくいうと、国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻の生殖補助医療胚培養分野(胚培養士養成のための大学院修士課程:責任者柳田薫教授)の講義で、テーマは「生殖補助医療と生命倫理、法律」でした。

オンラインで他のキャンパスの学生さんとも質疑を交わせる同時双方向遠隔授業で、学生さんの興味のある話題を中心に授業を進めました(写真)。関心の高い項目はやはり社会問題でもある「代理懐胎」、「卵子提供」、「死後生殖」というものでした。

胚培養士は生殖医療特に体外受精には欠くことのできないパートナーですが、本学以外に胚培養士を養成する大学での正式なコースは私の知る限り存在していません。日本の生殖医療のレベルをあげていくためにも、本学大学院から技術、技量のみならず、社会人としても優れた人材が輩出することを祈念します。

2008年07月17日 23:38 [山王病院・国福大]

黒沢貴子医師

[山王病院・国福大]

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山王病院リプロダクションセンターからニュースです。本日、黒沢貴子医師が新任医師として加わりました。山王病院のホームページにはまだアップされていませんが、ここで紹いたします。黒沢医師は北海道大学を卒業して東大産婦人科で研修されました。研修医時代から、臨床、研究の指導にあたってきましたので気心もしれています。生殖医療が専門ですが、特に腹腔鏡下手術を得意していますので、増加する手術患者さんのニーズに応えてくれると思います。皆さんもよろしくお願いします。

今日はもう一つ嬉しいことに、アマゾンを覗いてみると「不妊症」部門で、拙著「授かる」が一位にランクされていました。ご支援ありがとうございます。

さらに驚いたことにヒット数が途中経過で300を超えたのですが、最終的に389となり、HP開設以来、最高でした。新規の来訪者の方、リピーターの方今後ともよろしくお願いします。

2008年07月16日 23:35 [山王病院・国福大]

森―森―森―森

[医療・医学など]

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今日も午前中から昼過ぎまで外来、その後腹腔鏡で子宮筋腫と子宮内膜症の手術でした。昨日と違うのは、夕方長年の友人である、千葉大学環境生命医学教室 (旧解剖学第一講座) 森千里教授が山王病院を訪れてくれたことです(写真)。森先生の頭の形と表題「森―森―森-森」からルーツがわかりますか。

そうです!森千里教授は森鴎外(林太郎)先生の曾孫にあたられるのです。日本における環境ホルモン研究の泰斗で、「へその緒が語る体内汚染 〜未来世代を守るために (知りたい!サイエンス 29)」などの著書もおありです。

息子の名前を林太郎とする位鴎外ファンの私としては、環境ホルモン研究を通じてお知り合いになり、共同研究もできて幸せに思っていたところ、今日は新任地まで訪問頂き、大変嬉しい一日になりました。

ご本人に確認したわけではありませんが、森鴎外―森於菟(おっと)―森樊須(はんす)―森千里(ちさと)で間違いないと思います。

2008年07月15日 23:38 [医療・医学など]

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