院長ブログ

連載進行中

[医療・医学など]

「産科と婦人科」という医学系月刊雑誌に腹腔鏡下手術の手技・手術を連載で書かせて頂くことになりました。研修医や入門者にも分かりやすい図解付のシリーズで12回つまり1年間の連載ものです。毎日おこなっている腹腔鏡のことだからサラサラといくと思い引き受けたのですが、外来、手術、出産に明け暮れているうちに、締め切りを過ぎて、編集の方に御迷惑をかけることになってしまいました。今日は第一回分の最終校正と、第二回分の締め切り日。校正はなんとか済みましたが、原稿の仕上げはまだまだ。明日の朝までには完成しないと、雑誌にアナがあいてしまいます。ブログで一息、これから頑張ります。

2008年07月30日 01:01 [医療・医学など]

バースプラン続編

[山王病院・国福大]

30年以上産婦人科医をやってきてお産は筋書きのないドラマだとよく思うことがあります。実は昨日(7月27日)のブログに書いたバースプランは、翌28日に無痛(和痛)分娩を計画していた方を念頭においていました。27日午後11時の時点では今夜はゆっくりお休み頂いて、明日朝から頑張ろうという手はずでした。自宅に帰り念のため携帯を枕の横に就寝しました。

ところがというか案の定というか、午前3時過ぎに陣痛が始まり、携帯に起こされて、夜明け前に山王病院にかけつけ、朝8時には無事出産となりました。高齢出産は大変なこともあるといわれますが、ご主人立会いのもとで、ご安産おめでとうございました。今日こそゆっくりお休みください。

2008年07月28日 23:04 [山王病院・国福大]

バースプラン

[山王病院・国福大]

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出産は一生にそう何度もない大きなイベントです。世代をつなぐ生命の営みという意味では一番大切なことといってもいいでしょう。出産をどのように迎え、どうしたら自分らしくお産をできるかと考えることからバースプランは始まります。出産する施設にしても、大学病院や大病院、身近な地域の基幹病院、産科専門病院、個人開業医、開業助産院様々なタイプがあります。同じようなタイプの施設でも、それぞれ特徴をもっています。その中から自分にあったものを選びなさいといわれても、困ってしまいますね。

よいお産を選ぶにはまずお産の仕組みを知ることが大事です。陣痛は子宮の収縮で、その結果子宮口が開き、胎児は頭を先に産道を通過して生まれてくる。その過程で医学的に必要な処置にどのようなものがあるかも知っておく必要があります。父親の立会いは、生まれてから母児同室か等ご自分の考えをプラントしてまとめましょう。自分なりのバースプランがたったら、それにあった分娩施設を選ぶことになります。あるいは、分娩を予定した施設で医師や助産師の助言を受けて、バースプランを固めるということもありえます。前向きに自分なりの出産を計画する。お産が楽しみで待ち遠しくなりますよ。

ちなみに山王病院はできる限り患者さんのご要望に答えられるようスタッフ一丸となって、対応しています。無痛分娩(痛みがゼロではないので和痛というのが正確)には麻酔科の医師にも協力してもらっています。

写真はLDR方式の分娩室。

2008年07月27日 22:16 [山王病院・国福大]

会・会・会・会・会

[医療・医学など]

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今日は会議に明け暮れた。Reproductive Medicine and Biologyは生殖医学界が刊行する英文誌です。投稿された論文は審査過程を経ますが、それをOn Line化するための編集会議に出席しました。午後は生殖医学系の研究会、所属する港区医師会の総会、山王病院の会議と会議と移動の繰り返しで、早朝の宇都宮と比べて東京の暑いことには閉口しました。

締めくくりは、友人の教授就任祝賀会で、祝辞にも述べたのですが、長年苦楽を共にした君がプロモートされるのは嬉しいことです。ますます活躍されますように。

その後には、来週にせまった内視鏡学会の打ち合わせが急遽はいり、いつもと多少違った一日になりました。

2008年07月26日 23:39 [医療・医学など]

宇都宮から

[国内出張・旅行]

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栃木県産婦人科手術手技研究会に招かれて講演にまいりました。テーマは「腹腔鏡下手術の現況と将来展望」。夜遅い時間にも関わらず県内から大勢の皆さんが参加され、質問やご意見を頂き、有意義でした。お世話役の国際医療福祉大学柳田先生ありがとうございました。

2008年07月25日 23:17 [国内出張・旅行]

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