院長ブログ

「帰去来兮」 陶淵明

[プライベート]

北京オリンピックにちなむわけでもありませんが、中国の詩人陶淵明に「帰去来兮」があります。「帰りなんいざ 田園将に荒れなんとす なんぞ帰らざる」が有名でしょう。今日は午前中外来、午後手術でしたが、日暮れ前に帰宅して、屋上に上がりました。自慢の芝生には雑草が勢いよく生えていました。たまには手入れをと、蹲っているうちに、日が翳っていきます。そういえば、このごろ、東大時代からの患者さんなどに、外来で、「お大事に」とか「先生もお体に気をつけて」といわれる頻度が増えていました。「雨にも負けず、風にも負けず」頑張り続けますが、芝生やバラも大事にしますね。

2008年08月09日 23:58 [プライベート]

北京オリンピック開幕

[その他]

blog image
北京には学会や腹腔鏡手術のデモでこの数年よくいっていたので、「鳥の巣」のできあがる過程も目にしていました。それだけに今日の開会式が中国の歴史と今を伝える素晴らしい出来栄えで嬉しく思いました。中日友好病院の皆さんも楽しんでいることでしょう。ご機嫌よう。

写真は「鳥の巣」がみあたらなかったので、「万里の長城」で代用。

2008年08月08日 23:12 [その他]

エストロゲン依存性疾患

[医療・医学など]

エストロゲン依存性疾患というと耳慣れないかもしれませんが、子宮筋腫や子宮内膜症などエストロゲン=月経に関係した女性の病気です。エストロゲン依存性疾患が増加しているのは日本だけでなく、文明国に共通した問題です。一人っ子政策をとる中国でもその傾向が著明なことは、中国で腹腔鏡手術をするときにも感じます。

今週月曜から木曜の今日まで山王病院で、毎日腹腔鏡手術をしましたが、4人の患者さんすべて子宮筋腫をおもちでした。同時に皆さん卵巣嚢腫も合併しておられ、そのうち少なくとも3人はチョコレート嚢腫(子宮内膜症)でした。以前ブログでリプロダクティブヘルス・ライツに触れました。エストロゲン依存性疾患は不妊の原因になることも多く、早期の対応が必要になります。最近山王病院でも手術患者さんが、増加しておりますが、待ち時間を短く保つために努力しておりますので、お心当たりの方は、ご心配、ご遠慮なく受診ください。

2008年08月07日 23:59 [医療・医学など]

コッピー

[プライベート]

blog image
コッピーはコパフィンという魚の愛称で、我が家には三匹が生息しています。丈夫で育てやすいということ、確かに元気に泳いでいます。オス・メスが同居していると繁殖すると能書にありますが、コッピーのオスメスは私にはわからず、生殖能力は今のところ未知です。水槽の中で集合写真を撮りましたが三匹いるのがわかりますか。

2008年08月05日 23:38 [プライベート]

朝礼で院長挨拶、午前中は外来。午後の手術は推定1キロの子宮筋腫と、卵巣子宮内膜症合併例。診察やMRI所見で大きさが大きいだけでなく、癒着もあるので大変と思っていましたが、腹腔鏡でみると、お腹の中は癒着が想像以上に強く剥離操作に時間がかかりました。長時間の手術、患者さんもご家族も、医療スタッフもご苦労様でした。

2008年08月04日 23:59 [山王病院・国福大]

Prev   Next 

このページのTopへ戻る