院長ブログ

被災地の避難所等で生活をする赤ちゃんのためのQ&A

[医療・医学など]

被災地の避難所等で生活をする赤ちゃんのためのQ&Aが日本未熟児新生児学会のHPにアップされています。

http://plaza.umin.ac.jp/~jspn/

以下の内容で、一般生活をされている方にも役立つと思いますので、お知らせします。

以下質問の内容です。回答はHPで。

Q1:母乳で栄養が足りているの?

Q2:哺乳瓶がないときは?

Q3:粉ミルクが足りないときは?

Q4:赤ちゃんを寒さから守るには?

Q5:紙おむつが少なくなったとき、なくなったときは?

Q6:清潔が保てないときは?(お風呂にいれられない、お尻ふきがない等)

Q7:おむつかぶれを防ぐには? おむつかぶれになってしまったら?

Q8:湿疹がひどくなったら?

Q9:便秘になったら?

Q10:下痢になったら?

Q11:吐いていたら?

Q12:鼻水や鼻づまりで苦しそうなときは?

Q13:咳やぜえぜえがひどいときは?

Q14:(体温計がなくてはかれないけど)熱っぽいときは?

Q15:お母さんの疲れ・ストレスがたまっているときは?

Q16:夜泣きがひどいときは?

2011年04月03日 15:58 [医療・医学など]

今できること

[医療・医学など]

被災された方々、関係者の皆様にお見舞い申し上げます。

産婦人科医として、役に立つ情報の中継でもできればと、ブログにも関連サイトを紹介しております。被災地とは離れておりますが、出産、腹腔鏡を用いる婦人科手術等でお役に立つことができれば、ぜひ協力したいと思います。勤務する山王病院でも、被災された方の診療に関して全科、全部門をあげて協力したいと考えております。該当することがありましたらご相談ください。

2011年03月28日 23:08 [医療・医学など]

水道水摂取について

[医療・医学など]

日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会が協同で「食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値100Bq/キログラムを超過する濃度の放射性ヨウ素が測定された水道水摂取」に関する見解をだしました。

http://www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_6.pdf

この見解も、現時点の汚染レベルでは短期間の摂取に大きな問題はなく、水分摂取を優先して考えてよいいうものでしょう。

2011年03月27日 23:22 [医療・医学など]

安全と安心

[医療・医学など]

日ごろ、安全で安心な医療を心がけていますが、この1、2週間は少し違った意味で安全と安心を考えさせられます。

水道水や野菜の放射性物質汚染が問題になります。汚染が基準値を超えれば、確かに安全とはいえないわけです。しかし、基準値の決定には有害な事象が起こらないと思われる値にさらに安心のために、10倍とか100倍をかけ余裕を持たせています。しかも365日越えた状態が続くのがいけないという時に、たった一日基準値を超えたということをどう判断すればいいでしょう。

安全の上にも安心をかけ、100かけ100で10000。万に一にもそなえるのも悪くありませんが、大変な時こそ冷静な判断が必要でしょう。以下の日本産婦人科医会のページはとても参考になると思います。「http://www.jaog.or.jp/News/2011/sinsai/fukusima_0325.pdf

ここにも添付しますので、ご覧になって安心して下さい。

こんなことは蛇足かもしれませんが、現状で、お子様を含めて東京から避難する必要はないと思います。冷静な対応を

2011年03月25日 23:59 [医療・医学など]

この度の東北関東大地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。テレビや新聞などの報道で1000年に一度あるいは日本始まって以来の大震災に言葉を失っていました。なにかできることはないかと考え、日本産科婦人科内視鏡学会のホームページで、お見舞いを申し上げました。被災地域の会員にはメールも送信しましたところ、本日無事に復興医療に取組んでいることをお知らせ頂くと同時に、学会ホームページでも被災地で、乳幼児のお子様への授乳についてなど発信したらと提案いただきました。早速「災害時の乳幼児栄養に関する指針」をアップしました。

http://square.umin.ac.jp/jsgoe/index.html

日本産科婦人科学会等のホームページでも既に掲載されていますが、参考までに、ここにも掲示します。乳幼児栄養の指針

2011年03月24日 22:42 [医療・医学など]

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