院長ブログ

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RMBとはReproductive Medicine and Biologyの略号です。

生殖医学を主なテーマとした国際雑誌で、アジアでは随一というか唯一というか、大変重要な役割をもっております。日本生殖医学会、日本受精着床学会、日本アンドロロジー学会が協力して運用しており、今日はその編集会議とシンポジウムも開催されました。日本国内の情報や研究成果を世界に発信していく使命もあり、私も微力をつくすつもりです。

専門誌ですので、一般の方にはあまりご縁がありませんが、研究者の方は研究成果などのご投稿をぜひ検討してください。オンライン投稿で、迅速な審査ができて、掲載までの時間も短くなり、より魅力的になっています!

2009年01月24日 22:01 [医療・医学など]

「赤ちゃんが欲しい」(続き)

[医療・医学など]

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記事の内容を少し紹介しましょう。

どんな時に腹腔鏡がすすめられるかというと、

● 原因不明の不妊期間が長期にわたっている

● 卵管検査で異常があった

● 子宮内膜症など不妊につながるトラブルがある

腹腔鏡の方法も書かれています。山王の場合3mmの細い腹腔鏡を使っていますが、一応一日は入院してもらっています。

2009年01月23日 17:23 [医療・医学など]

雑誌「赤ちゃんが欲しい」

[医療・医学など]

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雑誌「赤ちゃんが欲しい」は主婦の友社の季刊誌でこの1月に第38巻が刊行されました。特集の一つに「腹腔鏡手術を提案されたら」があり、取材に協力しまいた。78ページから81ページまでに掲載されています。なかなか妊娠しないけれど原因がわからない、、、という方はぜひご覧ください。

2009年01月23日 17:23 [医療・医学など]

新刊紹介

[医療・医学など]

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放生勲先生はこまえクリニックの院長先生で、不妊症のカウンセリングにも熱心に取組んでおられます。最近「妊娠入門―すぐに産みたい人から5年計画の人まで 」を幻冬舎より上梓されました。イラストを多用して大変解りやすく、妊娠力を高めることに共鳴し、推薦しました。

2009年01月22日 23:39 [医療・医学など]

前期破水

[医療・医学など]

昨日に引き続いて産科婦人科学のお話です。

胎児は子宮の中で発育しますが、母体とは独立して羊膜に包まれた羊水の中で育ちます。通常の分娩では、陣痛がきて子宮口が開き、破水といって膜が破れ羊水もでて、お産になります。ところが陣痛がくる前に破水して羊水がでてきてしまうことがあります。これを前期破水といいます。

拙著「安産・新生児大全科」にも書いたように、破水したら、とにかく病院・医院・助産院に入院する必要があります。胎児への感染のリスクもあり、破水したら、通常24時間以内に出産になるのが望ましいといえます。

ところが、今日、テレビをみていましたら、「仰天」なことに、ある夜破水したのに気づきながら翌朝入院しようとした妊婦さんの話がでていました。大丈夫かなと番組をみていたら、夜中に産気づき、結局助産院に向かう車の中で出産されたということです。とっさ機転で臍の緒を押さえたというので、只者ではないと思ったら、産婦さんが助産婦という種明かしがありました。

というわけで、今日の教訓は、「破水したら入院してください」ということです。

2009年01月21日 23:18 [医療・医学など]

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