院長ブログ

フェーズ5

[医療・医学など]

新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染状況について、世界保健機関(WHO)が、警戒レベルを「フェーズ4」から、大流行(パンデミック)の兆候があることを示す「フェーズ5」に引き上げました。世界的な大流行をなんとしても防がなくてはなりません。

今日のニュースでも日中首脳の対策や日本人女性1名に陽性反応などが取り上げられています。

アジアパシフィック婦人科内視鏡学会(APAGE)の事務局から今日届いたメールで、中国昆明で6月に予定されていた学会を延期の方針が伝えられました。大事な学会ですが、インフルエンザの広がりを防ぐためには仕方がありません。一日も早く終息しますように。とりあえず、うがい、手洗いなどできることは皆で努力しましょう。

2009年04月30日 21:48 [医療・医学など]

低分子ヘパリン

[医療・医学など]

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ヘパリンは血液が固まるのを防ぐ作用があり、血栓や塞栓といった血液凝固に関連する病気の治療薬となります。ヘパリンを低分子化したエノキサパリンナトリウム(商品名:クレキサン)が最近血液凝固阻止薬として広く外科手術後の静脈血栓塞栓症予防に使用できるようになりました。

静脈血栓塞栓症とは、深部静脈血栓症(主に下肢の深部静脈)と肺血栓塞栓症(血栓が肺動脈に飛んで塞がれる疾患)の総称で、近年増加しており、手術をするものとして頭の痛い問題でした。

今日はクレキサンを勉強する会に参加して、利点や問題点を勉強し、今後は臨床に導入し、頭痛のたねを減らせそうだと、明るい気分になりました。

2009年04月21日 23:59 [医療・医学など]

胚培養士

[医療・医学など]

体外受精成功で大事なのことの一つは胚を大切に培養して育てることです。それを支えてくれるのは胚培養士さんだということは昨日もお話しました。今日は認定のための口述試験つまり面接による試験を担当しました。午前9時半から午後4時まで22名の受験者とじっくり話しました。皆さん生殖医療の現場で既に働き、しっかり勉強していて頼もしい限りでした。よい結果を得て、益々頑張ってください。

2009年04月12日 23:11 [医療・医学など]

生殖補助医療胚培養士

[医療・医学など]

日本哺乳動物卵子学会は卵子・精子の形成、受精、胚発生、着床、妊娠および遺伝に関する研究、さらに体外受精や顕微授精などの生殖補助医療分野に関するテーマについて研鑽を深める会員数1300名の学会です。

生殖補助医療胚培養士の認定も学会の事業の一つで、今日は資格認定講習会が行われ、私も講師として参加しました。「生殖補助医療と倫理」というテーマで1時間。

生殖補助医療技術の発展は目を見張るものがあり、どこまでいくのか、私自身、少々不安を覚えることがあります。代理懐胎、卵子提供、死後生殖、着床前診断等など受講者の皆さんの専門的関心の高さも感じました。

認定試験も頑張られた受験者の皆さん。よい結果が得られ、益々に本の生殖医療のため、患者さんのために頑張ってください。

2009年04月11日 21:57 [医療・医学など]

政府広報「妊婦健診や出産の経済的負担が軽減されます!」

[医療・医学など]

政府広報「妊婦健診や出産の経済的負担が軽減されます!」によると、今年の10月から再来年の3月までの暫定措置ですが、妊婦健診の無料化や出産育児一時金の増額が実施されます。「緊急の少子化対策」という意味もあるそうです。詳しくは下記をご覧ください。

http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=137427

2009年03月31日 01:34 [医療・医学など]

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