院長ブログ

子宮内膜症その3

[医療・医学など]

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今日の讀賣新聞医療ルネッサンス「子宮内膜症」は腹腔鏡手術をとりあげていました。子宮内膜症の治療に腹腔鏡手術が有効なことはだれもが知るところですが、不妊にも有効なことも実証されています。

日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定制度にも言及がありました。学会の事業が治療法の選択にも役立ててもらうことができそうで、学会理事長としても有難いことだと思いました。

2009年11月05日 23:14 [医療・医学など]

子宮内膜症その2

[医療・医学など]

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今日の讀賣新聞医療ルネッサンス「子宮内膜症」その2では、薬物療法が取り上げられていました。低用量ピルが子宮内膜症の痛みなどの症状緩和に有用であることは、世界で認められており、日本でも昨年からルナベルが処方できるようになりました。もうひとつ「ディナゲスト」という黄体ホルモン製剤も子宮内膜症に有効ですが、紙面にもその説明があり、よく調べて記事が書かれていると感心しました。

2009年11月04日 23:14 [医療・医学など]

医療ルネッサンス・子宮内膜症

[医療・医学など]

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医療ルネッサンスは読売新聞が、日進月歩の医療現場を長年にわたって取り上げてきた評判のコーナーだと思います。

今日の医療ルネッサンスは、子宮内膜症がテーマです。10年以上前に初めて医療ルネッサンスで子宮内膜症を取り上げた頃は、内膜症の認知度は高くなかったので、社会の関心をひくきっかけを作ってくれたものです。今回は5回シリーズのようで、展開も楽しみです。

チョコレート嚢腫の腹腔鏡写真は山王病院リプロダクションセンターの提供によるものです。

2009年11月03日 17:02 [医療・医学など]

日本母乳哺育学会

[医療・医学など]

天高く学問の秋ですね。

日本母乳哺育学会は母乳哺育に関心のある助産師さんや小児科、産婦人科の医師などが参加する学会です。今年度の会長が私の同期産婦人科医でもあり、教育講演を依頼されました。

「母乳と環境ホルモン」というタイトルで、環境ホルモンとはなにか、母乳中にはどれだけ含有され、乳児やその後の発育に影響はないかなどをお話させてもらいました。結論は環境ホルモンが含有されることは事実であるが、母乳は優れた栄養であり、推奨されてよかろうというものでした。

2009年09月26日 23:21 [医療・医学など]

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GONALEFはFSH製剤の一つですが、遺伝子組み換えによる純粋なFSHとして注目されていました。画期的薬剤で、私も日本国内でも早く使用できるよう、治験に携わっていたのは1990年代半ばで、拙著「生殖医療のすべて」にも期待を込めて紹介したものでした。

その後販売会社も合併吸収などを含む紆余曲折がありましたが、この度正式に使用可能になり、それを記念した講演会が本日開かれました。ペン型で自己注射もでき、これからの体外受精治療等にも大いに役立つことが期待されます。

2009年09月26日 23:21 [医療・医学など]

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