院長ブログ

1升餅担ぎ

[プライベート]

今日は孫の誕生祝いで、家族一同が集まりました。1歳の誕生祝は最近「1升餅担ぎ」(一升祝い餅)が恒例になっているようで、長男の長女も頑張っていました。一升は一生に通じ、一生食べるものに困らないようにという願いが込められているそうです。

そういえば、福岡出身の知人から「餅踏みの儀」で「ものさし」「そろばん」「筆」「お金」「お菓子」を並べ、子供が何に手を伸ばすかで、将来子供がどの分野に長けた子供に育つかを占うと聞いたことがあります。その方のお子さんは、最初に選んだのは「お菓子」で、追試では「そろばん」だったとのこと。うちの孫にも試してもらおうか。

2008年07月13日 23:51 [プライベート]

携帯電話

[プライベート]

blog image
今日はiPhoneの初日で携帯電話への関心が高まっていますね。おりしも私の携帯のメール機能が不調となり、新機種に変更しました。長年Dタイプを使っていたのですが、対応するものがないということでP906iというのにしました(写真右)。物持ちはよいほうなので、もっと古いものもしまってあります。

右から2番目はD506iで2005年4月から使用して、待ちうけ画面はマチスの静物です。P906にも映せるのでしょうが、まだ勉強する時間がありません。

2008年07月12日 23:36 [プライベート]

お大事に

[プライベート]

「お大事に」とか「お元気に」とか普通医師や医療スタッフが患者さんにいう言葉であり、実際毎日申し上げています。ところが今日おそうでしたが、患者さんから「先生もお大事に」とよく言ってもらうのはどうでしょう。「医者の無養生」「紺屋の白袴」はよくありませんね。

生殖医療に休日なしで、「月月火水木金金」は土日も外来や手術をおこなうことだといったり、お産は土日も夜も関係ないといってはいけないのでしょう。以前は自宅近くのスポーツクラブでランニングする時間をとっていたのですが、それもおぼつかず、少々反省しています。

皆さん、お大事に。

2008年07月11日 23:29 [プライベート]

ファレノプシス(胡蝶蘭)

[花と緑]

blog image
ファレノプシスは洋ランの中で花の姿かたちから、胡蝶蘭という和名で呼ばれています。贈答用の鉢植えで栽培して花を咲かせるのは難しいといわれます。しかし試してみると、思ったよりよい成績が得られます(写真)。育てるコツは、あまりかまいすぎてもいけませんが、存在を忘れてカラカラにしないことです。綺麗な花を咲かせてくれると、嬉しいものです。皆さんもどうですか。

自分が育てたからといって、わざわざ写真に撮るのも、親の欲目かもしれません。ここでふと頭に浮かんだのは、「学閥の弊害」ということばです。新人を同じ釜の飯を食べ、一から教育して、成長してくれたら、嬉しいのは当然ですが、その評価がぶれてはいけませんね。自分が教育して育った後輩の評価は他人に任せるのが正しい行き方でしょう。

話は胡蝶蘭からずれましたが、山王病院はホームページにも公開しているように、様々なキャリアをもった人々がよりよい医療、患者さん本位の診療をめざしています。直属のリプロダクションセンターはもちろん、山王病院のすべての方々が活躍する場を守り育てていくのが院長としての使命だと感じる次第です。

2008年07月09日 23:57 [花と緑]

ビスフェノールA再び

[医療・医学など]

本日「ビスフェノールAがヒトの健康に与える影響について」厚生労働省から報道発表がありました。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0708-2.html

上記発表資料にはQ&Aもあり、「授乳期中の工夫として、他の材質(ガラス製など)のほ乳びんを使用することも選択肢のひとつと考えられます。」という表現も見られました。「ポリカーボネート製のほ乳瓶をお持ちの方は、製品の取扱説明書に記載されている使用上の注意をきちんと守って使用するように心がけてください。」ともあります。

ビスフェノールAは環境ホルモンとして働きをもち、大人はもちろん胎児も汚染することを私たちは明らかにし、警鐘を鳴らしてきたものです。様々な研究者が別々な仕事をしてもいつかは真実にいきつくのだとの思いは今年の5月14日にも述べたとおりです。

「環境生殖学入門」(2004年朝日出版社)で訴えた私の主張が認められ始めたともいえましょう。厚生労働省は今後も検討を進めるとのことで、我々の研究成果が少しでも役立つことを期待しています。

医薬食品局食品安全部7月8日 ビスフェノールA関連Q&A

2008年07月08日 23:57 [医療・医学など]

Prev   Next 

このページのTopへ戻る