院長ブログ

夫立会い分娩

[山王病院・国福大]

blog image
出産に立ち会えることは産婦人科医の最大の喜びですが、私はご主人の分娩立会いも前向きに考えています。東大でもそうでしたが、山王病院ではほとんどご主人にも分娩室に入ってもらっています。今日も子宮口が全開してさあ出産というところにご主人が間に合って、ご夫婦が手をとって、呼吸もあわせていいお産をされました。お二人、いや赤ちゃんもいれて、三人でよく頑張りました。

長年の経験から、いいお産をする、いいお産にする秘訣がわかってきました。妊娠中に分娩がどのように進行するか、どのような対処をするかをよく勉強し、エクササイズをしておくことが大事です。分娩台でパニックになりかかったり、最近の言葉で「モンスター・ハズバンド」になられるのは、背景に勉強不足が推察されます。これから出産の方は今からでも遅くありません。「安産・新生児大全科」(主婦の友社)も参考になりますよ。ちなみにこの本は中国語にも翻訳されて、中国の皆さんのお役にも立っています。

2008年05月23日 23:52 [山王病院・国福大]

アクセス御礼

[プライベート]

blog image
ホームページをご覧頂いている皆様、ありがとうございます。

インターネットの便利な機能の一つで、毎日のアクセス数を知ることができます。最近は200件程のアクセスを頂いております。ホームページを開設して5年以上たちますが、今年3月までは一日10件程度のアクセスでした。山王病院へ転出を機会にホームページも一新し、ブログも始めました。その結果一日のヒット数が100件程に増加して嬉しく思っておりましたが、アクセス数はその後右肩上がりで、200件を越える日が多くなってきました(写真上段がアクセス数で上の数字は300)。アクセスを分析しますと、新規の訪問者の方とブログをご覧頂いている方が多いようです。そうなるとなんだか嬉しく、ホームページをさらに充実し、ブログも毎日更新しようという意欲がわいてきます。

皆様今後ともよろしくお願いいたします。

2008年05月22日 17:57 [プライベート]

バラのキャンバス

[花と緑]

blog image
つるバラは枝を誘引して様々な形や模様を作り、バラのキャンバスという言葉もあるそうです。我が家はそこまでどころか、手入れが行き届きませんが、花が咲き誇っているのをみるのは楽しいものです。

ところで昨日の「独楽」は子どもが遊びで「コマを回す」という時のぐるぐる回る独楽です。独楽鼠も本当にぐるぐる回るのでその名前がついています。誤解されている方がいるようで念のため補足しました。

2008年05月21日 23:07 [花と緑]

独楽鼠と書いてなんと読む?

独楽鼠と書いたらコマネズミという答えは正解です。

では独楽鼠をブログにとりあげたら、なにを書くと読みますか?

そうです。台湾から帰国早々、午前は外来、午後は外来か手術、夕方は会議か面談、夜は原稿というサーキット・トレーニングにはまっている私です。毎日一生懸命頑張れることがあって、独り、楽しく、ミッキーマウスのようだと解釈された方はいますか。念のため、それは「独楽鼠のように働く」という本来の日本語の意味するところとは異なります。まあ、まんざらでもありませんが、、、

そんなことを書いている暇があったら、早く原稿を仕上げてくださいという声が聞こえてきそうなので、今日はこれでさようなら。

2008年05月20日 23:23 [山王病院・国福大]

台湾国際空港から

[海外出張・旅行]

blog image
台中を8時36分発の高速鉄道(新幹線)に乗り台湾国際空港にまいりました。新幹線は1年ほど前に開通したということで、列車の写真を撮ろうとしました。すごいスピードで入構してきたので、慌ててシャッターチャンスを誤り、小さくしか写っていません。連続撮影にすればよかった。

今回台湾のAPAGE大会では、自分の講演では子宮内膜症の話をしてきました。子宮内膜症が増加している状況、腹腔鏡下手術の適応、細径化による低侵襲手術、ホルモン療法、稀な虫垂内膜症等の症例とセクションをわけ、それぞれのタイトルスライドには得意のバラを散りばめてみました。

最近講演では解かりやすさとともに楽しさも加える努力をしています。理由はというと、コンサート等聴きにいったとき、感動して元気をもらえる音楽シーンは構成からトークまで観客を楽しませる努力を払われていることに気づきました。年はとっても他人から学ぶことを大切にしているのです。

2008年05月19日 11:28 [海外出張・旅行]

Prev   Next 

このページのTopへ戻る