院長ブログ

ファレノプシス(胡蝶蘭)

[花と緑]

blog image
ファレノプシスは洋ランの中で花の姿かたちから、胡蝶蘭という和名で呼ばれています。贈答用の鉢植えで栽培して花を咲かせるのは難しいといわれます。しかし試してみると、思ったよりよい成績が得られます(写真)。育てるコツは、あまりかまいすぎてもいけませんが、存在を忘れてカラカラにしないことです。綺麗な花を咲かせてくれると、嬉しいものです。皆さんもどうですか。

自分が育てたからといって、わざわざ写真に撮るのも、親の欲目かもしれません。ここでふと頭に浮かんだのは、「学閥の弊害」ということばです。新人を同じ釜の飯を食べ、一から教育して、成長してくれたら、嬉しいのは当然ですが、その評価がぶれてはいけませんね。自分が教育して育った後輩の評価は他人に任せるのが正しい行き方でしょう。

話は胡蝶蘭からずれましたが、山王病院はホームページにも公開しているように、様々なキャリアをもった人々がよりよい医療、患者さん本位の診療をめざしています。直属のリプロダクションセンターはもちろん、山王病院のすべての方々が活躍する場を守り育てていくのが院長としての使命だと感じる次第です。

2008年07月09日 23:57 [花と緑]

ビスフェノールA再び

[医療・医学など]

本日「ビスフェノールAがヒトの健康に与える影響について」厚生労働省から報道発表がありました。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0708-2.html

上記発表資料にはQ&Aもあり、「授乳期中の工夫として、他の材質(ガラス製など)のほ乳びんを使用することも選択肢のひとつと考えられます。」という表現も見られました。「ポリカーボネート製のほ乳瓶をお持ちの方は、製品の取扱説明書に記載されている使用上の注意をきちんと守って使用するように心がけてください。」ともあります。

ビスフェノールAは環境ホルモンとして働きをもち、大人はもちろん胎児も汚染することを私たちは明らかにし、警鐘を鳴らしてきたものです。様々な研究者が別々な仕事をしてもいつかは真実にいきつくのだとの思いは今年の5月14日にも述べたとおりです。

「環境生殖学入門」(2004年朝日出版社)で訴えた私の主張が認められ始めたともいえましょう。厚生労働省は今後も検討を進めるとのことで、我々の研究成果が少しでも役立つことを期待しています。

医薬食品局食品安全部7月8日 ビスフェノールA関連Q&A

2008年07月08日 23:57 [医療・医学など]

七夕(たなばた)

[その他]

blog image
今日は七夕。七夕をなぜ「たなばた」というか気になり調べてみた。調べるといってもウィキペディアを開いてみた程度ですが、、、

「天の河の東に織女有り、天帝の子なり。年々に機を動かす労役につき、雲錦の天衣を織り、容貌を整える暇なし。天帝その独居を憐れみて、河西の牽牛郎に嫁すことを許す。嫁してのち機織りを廃すれば、天帝怒りて、河東に帰る命をくだし、一年一度会うことを許す」(『月令廣義』)。織姫は天帝の娘で、彦星(牽牛星)と結婚した。ところが、二人は結婚生活が楽しく働かなくなり、天帝の怒りをかい、天の川を隔てて引き離されてしまった。年に1度、7月7日だけ会うことをゆるされたが、7月7日に雨が降ると二人は会うことができない。

権力者に永遠に引き裂かれた愛ともいえる、悲しい話だ。さらに気の毒なのは、今日もそうだが、七夕は晴れ渡ることが少ないように思う。調べてみると晴れる確率は約26%(東京)と低い。屋上からも星は見えない(写真)。暗くてすみません。来年は晴れますように。

2008年07月07日 23:48 [その他]

埼玉県秩父市

[プライベート]

blog image
今日は外来が少し早く終わったので、秩父の実家に帰り両親と夕食をともにしてきました。秩父といえば、夜祭と芝桜が思い浮かびますか。秩父盆地の中央に位置する秩父にはまだまだいろいろなものがあります。和同開珎は紀元708年つまり1300年前に秩父で発見され献上された銅でつくられました。甲(かぶと)をふせたような武甲山は石灰岩の宝庫で、秩父のセメント工業を支えています。武甲山は採掘で形が変わってきて故郷を思うものとしては少し寂しい気持ちもします。写真は私が子どもの時から実家にかけてある絵画で、往年の雄姿をうつしています。手前を流れるのは荒川です。

和同開珎については下記ホームページを参照ください。http://www.chichibu.co.jp/~wado/index.htm

2008年07月06日 23:50 [プライベート]

フーナー(ヒューナー)テスト

[医療・医学など]

blog image
不妊症のテストの中にフーナーテストというのがあります。性交後テストともいわれ、図に示すように、性交の後に膣(1)と子宮の入り口(2)を調べて精子がいるか、いた場合元気に運動しているかをみるものです。このテストの注意として「精子は毎日造られていますが、満タンになるには4日位かかるので、4日は禁欲してください」と申し上げます。当日朝、性交して頂き、新鮮な精子の運動性をチェックするのです。ところが、説明の仕方が悪いのか、お聞きになる患者さんがうわのそらなのか、禁欲しっぱなしでこられる方がまれにいます。そういう時は普通精子はいなくて陰性と判断されますが、ごく稀にひくひくとわずかに動く精子をみつけることがあります。「復活の日」(草刈正雄・オリビアハッセー)ではありませんが、健気な精子には感動します。

余談ですが、このテスト、慶應大学系統の先生方はフーナーテストと呼ぶようです、東大系統の方はヒューナーテストといいます。山王病院は前任の井上先生が慶應のご出身でフーナーテストと標記しております。他の大学の先生方にお聞きしていませんし、フーナーかヒューナーでルーツをたどることはできません。あしからず。

2008年07月05日 22:48 [医療・医学など]

Prev   Next 

このページのTopへ戻る