鬼手仏心続編
[山王病院・国福大]

昨日に引き続き今日も腹腔鏡下手術で、そのさなか助手の若手医師と「鬼手仏心」に話が及びました。一般の方はともかく、医師の座右銘に挙げられることが少なくないので、当然知っていると思ったら、大間違い!「きしゅぶっしん」説明しました。その君いわく、「鬼の手より神の手ですね」。なるほどと感心した次第です。
2008年07月23日 23:48 [山王病院・国福大]
鬼手仏心(きしゅぶっしん )
[山王病院・国福大]

とはいえ鬼手仏心はいまどき免罪符にはなりません。できるだけ、痛みのないように手術をしたいです。そこで腹腔鏡の威力がクローズアップされます。お腹を切らないことのメリットは、切られた人にしか分らないかもしれません。出来上がりが、写真のようにテープをはって「はいおしまい」というと、感じがつかめませんか。
2008年07月22日 19:20 [山王病院・国福大]
Medical News vol.1
[山王病院・国福大]

この度関東圏の病院を中心に、国際医療福祉大学グループ広報誌が創刊されました。その記念すべき第1号には、私が山王病院院長として、不妊治療について語らせていただきました。ご興味のある方はぜひご覧ください。
不妊治療について語る
2008年07月18日 22:34 [山王病院・国福大]
生殖補助医療と生命倫理、法律
[山王病院・国福大]

詳しくいうと、国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻の生殖補助医療胚培養分野(胚培養士養成のための大学院修士課程:責任者柳田薫教授)の講義で、テーマは「生殖補助医療と生命倫理、法律」でした。
オンラインで他のキャンパスの学生さんとも質疑を交わせる同時双方向遠隔授業で、学生さんの興味のある話題を中心に授業を進めました(写真)。関心の高い項目はやはり社会問題でもある「代理懐胎」、「卵子提供」、「死後生殖」というものでした。
胚培養士は生殖医療特に体外受精には欠くことのできないパートナーですが、本学以外に胚培養士を養成する大学での正式なコースは私の知る限り存在していません。日本の生殖医療のレベルをあげていくためにも、本学大学院から技術、技量のみならず、社会人としても優れた人材が輩出することを祈念します。
2008年07月17日 23:38 [山王病院・国福大]
黒沢貴子医師
[山王病院・国福大]

今日はもう一つ嬉しいことに、アマゾンを覗いてみると「不妊症」部門で、拙著「授かる」が一位にランクされていました。ご支援ありがとうございます。
さらに驚いたことにヒット数が途中経過で300を超えたのですが、最終的に389となり、HP開設以来、最高でした。新規の来訪者の方、リピーターの方今後ともよろしくお願いします。
2008年07月16日 23:35 [山王病院・国福大]