院長ブログ

残暑お見舞い申し上げます。

猛暑モードから残暑に切り替えていきたいですね。そういえば、皆様お盆休みをいかがお過ごしでしょう。帰省やら行楽やらで楽しい時間がもてたらよかったですね。

山王病院リプロに休日なしで、毎日外来、手術にあけくれていますが、窓辺の朝顔は毎日花を咲かせて心を和ませてくれます。

今日は外来が午後5時過ぎまでかかってしまいました。お待たせした患者さんお疲れ様でした。看護スタッフをはじめ病院の職員の方々ご協力ありがとうございます。

2008年08月15日 23:54 [山王病院・国福大]

朝礼で院長挨拶、午前中は外来。午後の手術は推定1キロの子宮筋腫と、卵巣子宮内膜症合併例。診察やMRI所見で大きさが大きいだけでなく、癒着もあるので大変と思っていましたが、腹腔鏡でみると、お腹の中は癒着が想像以上に強く剥離操作に時間がかかりました。長時間の手術、患者さんもご家族も、医療スタッフもご苦労様でした。

2008年08月04日 23:59 [山王病院・国福大]

読売新聞「病院の実力」

[山王病院・国福大]

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子宮筋腫や子宮内膜症の治療に腹腔鏡が用いられ成果をあげています。今日の読売は産科婦人科内視鏡学会技術認定医にアンケート調査をおこなった結果を中心に「病院の実力」紙面を作っています。

地方版には認定医がいる病院の手術までの待ち時間も回答した医師ごとに列挙されています。一年以上がざらの中、山王病院は堤の場合1ヶ月、藤原君のところは3ヶ月となっています。これは医師によって待ち時間が違うのではありません。アンケート調査は昨年分で、調査用紙を頂いた時点で、私はすぐに回答し、その時点では1ヶ月待ちだったのです。おそらく藤原君は回答期限ギリギリに返事をだしたのでしょう。その時点で待ち時間が増えて3ヶ月になったということです。

5月7日「手術枠」で述べたように、4月は待ち時間ゼロでしたが、患者さんが増えて、手術件数も増えて、待ち時間も増えてしまいました。院内の協力を得て、待ち時間をこれ以上延ばさないようにするのも、病院の実力、院長の使命でしょう。頑張ります。

2008年08月03日 22:03 [山王病院・国福大]

バースプラン続編

[山王病院・国福大]

30年以上産婦人科医をやってきてお産は筋書きのないドラマだとよく思うことがあります。実は昨日(7月27日)のブログに書いたバースプランは、翌28日に無痛(和痛)分娩を計画していた方を念頭においていました。27日午後11時の時点では今夜はゆっくりお休み頂いて、明日朝から頑張ろうという手はずでした。自宅に帰り念のため携帯を枕の横に就寝しました。

ところがというか案の定というか、午前3時過ぎに陣痛が始まり、携帯に起こされて、夜明け前に山王病院にかけつけ、朝8時には無事出産となりました。高齢出産は大変なこともあるといわれますが、ご主人立会いのもとで、ご安産おめでとうございました。今日こそゆっくりお休みください。

2008年07月28日 23:04 [山王病院・国福大]

バースプラン

[山王病院・国福大]

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出産は一生にそう何度もない大きなイベントです。世代をつなぐ生命の営みという意味では一番大切なことといってもいいでしょう。出産をどのように迎え、どうしたら自分らしくお産をできるかと考えることからバースプランは始まります。出産する施設にしても、大学病院や大病院、身近な地域の基幹病院、産科専門病院、個人開業医、開業助産院様々なタイプがあります。同じようなタイプの施設でも、それぞれ特徴をもっています。その中から自分にあったものを選びなさいといわれても、困ってしまいますね。

よいお産を選ぶにはまずお産の仕組みを知ることが大事です。陣痛は子宮の収縮で、その結果子宮口が開き、胎児は頭を先に産道を通過して生まれてくる。その過程で医学的に必要な処置にどのようなものがあるかも知っておく必要があります。父親の立会いは、生まれてから母児同室か等ご自分の考えをプラントしてまとめましょう。自分なりのバースプランがたったら、それにあった分娩施設を選ぶことになります。あるいは、分娩を予定した施設で医師や助産師の助言を受けて、バースプランを固めるということもありえます。前向きに自分なりの出産を計画する。お産が楽しみで待ち遠しくなりますよ。

ちなみに山王病院はできる限り患者さんのご要望に答えられるようスタッフ一丸となって、対応しています。無痛分娩(痛みがゼロではないので和痛というのが正確)には麻酔科の医師にも協力してもらっています。

写真はLDR方式の分娩室。

2008年07月27日 22:16 [山王病院・国福大]

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