院長ブログ

院長生活

[山王病院・国福大]

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8時半から山王病院朝礼。今日は朝礼のテーマとして、ホームページを取り上げる。山王病院のホームページは新築移転した7年前から大きな改修をされていないので、各科の魅力や特色が分かるものにしたいと、決意を述べる。皆さんご期待ください。朝礼後看護部長さんなど部長職3名と院内をラウンド。落ちているゴミを拾う。

午前中の外来は初診、再診、術前、術後大勢の方を拝診。午後までかかり、外来終了早々、手術室へ駆けつける。1件目の方は不妊症の腹腔鏡で、子宮内膜症もあり、焼灼術をおこなう。2件目の方も不妊症の腹腔鏡だが、子宮筋腫と卵巣嚢腫(子宮内膜症)もあり、切除手術をおこなう。お二人ともはやく妊娠されますように。

夕方は院内の役員会議。術後の患者さんを回診の後、近くのホテルで開催された三田病院・山王病院合同医療連携懇談会に出席しました。新院長として挨拶させて頂き、病診連携のお陰さまで、山王病院の分娩数も800件と増加の一途をたどっていることに御礼申し上げました。生殖医療についても一言、体外受精は全国で年間約10万件ですが、その内1000件ほどを山王で実施しています。藤原敏博センター長を迎えて、ますます成績も向上させていくことをお約束しました。腹腔鏡下手術は安全な普及のために、日夜努力することはもちろん、オープン方式にも取組んでいく決意を述べました(写真)。

山王病院では、リプロダクティブヘルスに関わる疾患の治療を特に腹腔鏡というツールを用いて実施でき、生殖医療では不妊症を治療し、妊娠された方を出産までみることができることが特徴です。

ただ今帰宅し、少々疲れましたが、今日も幸せな一日を過ごせたと思い返しているところです。

2008年07月14日 23:54 [山王病院・国福大]

1升餅担ぎ

[プライベート]

今日は孫の誕生祝いで、家族一同が集まりました。1歳の誕生祝は最近「1升餅担ぎ」(一升祝い餅)が恒例になっているようで、長男の長女も頑張っていました。一升は一生に通じ、一生食べるものに困らないようにという願いが込められているそうです。

そういえば、福岡出身の知人から「餅踏みの儀」で「ものさし」「そろばん」「筆」「お金」「お菓子」を並べ、子供が何に手を伸ばすかで、将来子供がどの分野に長けた子供に育つかを占うと聞いたことがあります。その方のお子さんは、最初に選んだのは「お菓子」で、追試では「そろばん」だったとのこと。うちの孫にも試してもらおうか。

2008年07月13日 23:51 [プライベート]

携帯電話

[プライベート]

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今日はiPhoneの初日で携帯電話への関心が高まっていますね。おりしも私の携帯のメール機能が不調となり、新機種に変更しました。長年Dタイプを使っていたのですが、対応するものがないということでP906iというのにしました(写真右)。物持ちはよいほうなので、もっと古いものもしまってあります。

右から2番目はD506iで2005年4月から使用して、待ちうけ画面はマチスの静物です。P906にも映せるのでしょうが、まだ勉強する時間がありません。

2008年07月12日 23:36 [プライベート]

お大事に

[プライベート]

「お大事に」とか「お元気に」とか普通医師や医療スタッフが患者さんにいう言葉であり、実際毎日申し上げています。ところが今日おそうでしたが、患者さんから「先生もお大事に」とよく言ってもらうのはどうでしょう。「医者の無養生」「紺屋の白袴」はよくありませんね。

生殖医療に休日なしで、「月月火水木金金」は土日も外来や手術をおこなうことだといったり、お産は土日も夜も関係ないといってはいけないのでしょう。以前は自宅近くのスポーツクラブでランニングする時間をとっていたのですが、それもおぼつかず、少々反省しています。

皆さん、お大事に。

2008年07月11日 23:29 [プライベート]

ファレノプシス(胡蝶蘭)

[花と緑]

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ファレノプシスは洋ランの中で花の姿かたちから、胡蝶蘭という和名で呼ばれています。贈答用の鉢植えで栽培して花を咲かせるのは難しいといわれます。しかし試してみると、思ったよりよい成績が得られます(写真)。育てるコツは、あまりかまいすぎてもいけませんが、存在を忘れてカラカラにしないことです。綺麗な花を咲かせてくれると、嬉しいものです。皆さんもどうですか。

自分が育てたからといって、わざわざ写真に撮るのも、親の欲目かもしれません。ここでふと頭に浮かんだのは、「学閥の弊害」ということばです。新人を同じ釜の飯を食べ、一から教育して、成長してくれたら、嬉しいのは当然ですが、その評価がぶれてはいけませんね。自分が教育して育った後輩の評価は他人に任せるのが正しい行き方でしょう。

話は胡蝶蘭からずれましたが、山王病院はホームページにも公開しているように、様々なキャリアをもった人々がよりよい医療、患者さん本位の診療をめざしています。直属のリプロダクションセンターはもちろん、山王病院のすべての方々が活躍する場を守り育てていくのが院長としての使命だと感じる次第です。

2008年07月09日 23:57 [花と緑]

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