院長ブログ

年々歳々

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昨日は東大の本郷キャンパスで講義をしましたが、今日は久しぶりに東大の駒場キャンパスにいってきました。東大に入学した昭和45年、46年に通学して以来何十年ぶりになるでしょう。

平成20年度厚生労働科学研究、化学物質リスク研究事業の井上班の会議に特別講演の機会を頂き、会場がたまたま駒場のファカルティハウスだったのです。

「化学物質リスクと生殖医療」というタイトルで内分泌撹乱物質(環境ホルモン)と生殖機能の問題をお話しさせてもらいました。写真はそのファカルティハウスです。正門からは奥まったテニスコートの手前にあります。建物は新築ですが、40年近く前通いなれた道筋で樹木には見覚えがありました。

あたりを行きかう若い学生さんをみて、「年々歳々花あい似たり、歳々年々人同じからず。」の感に堪えませんでした。

2008年12月02日 23:54 [未分類]

12月1日

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12月といえば、師走。皆様お忙しいことでしょう。

今日は私にとって思い出深い日です。7年前の12月1日、宮内庁病院で目覚めました。当時報道されたことですが、11月30日夜雅子妃殿下が宮内庁病院に入院され、御用掛の私も病院に泊まったわけです。大変順調な経過で、午後2時42分愛子内親王が誕生されたことは皆様ご存知の通りです。

2008年の本日は東京大学大学院の講義もいたしました。遠山教授の主宰する環境健康科学入門・概論の一環で「環境生殖学入門」の話をしました。写真は遠山教授室のスナップです。

詳しくは先生の教室健康環境医工学部門のHPをご覧ください。

http://env-health.m.u-tokyo.ac.jp/

もう一つ今日は「女性の病気と腹腔鏡」が上梓されました。まだ見ていませんが、書店に並んでいるはずです。ご高覧頂ければ幸いです。

2008年12月01日 23:29 [未分類]

文(ぶん)は人なり

[その他]

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「文は人なり」とは、書いた文章をみれば、書き手の人柄やどのような人であるかがわかるということです。フランスの博物学者ビュフォンの言葉からだそうです。

今日知人から著書をお送り頂き、入院中の妊婦さんの様子を伺いながら院長室で読んでみました。真っ直ぐな性格の方でご多忙な中にも周囲に気配りを忘れぬ女流バイオリニストが、聴くと元気がでて、心が10倍豊かになるクラシックの名曲案内をしてくれています。「はじめに」に皆で楽器を習いましょう!とあります。何をならいましょうか。50年ぶりにバイオリンかな?そうそう著書名は「高嶋ちさ子の名曲案内」です(写真左)。

もう一冊個人的にはちょっと嬉しいことですが、拙著「女性の病気と腹腔鏡」が出版社から届きました。-子宮筋腫・子宮内膜症・不妊治療がよくわかるーとありますが、患者さん向けというより、社会の多くの方々に、女性の体や生殖の仕組みをより分かってもらいたいというモーチベーションがあって取り組みました。「おわりに」も力をいれて書きましたので、そこからでも、ご覧いただければ幸いです。

2008年11月28日 23:38 [その他]

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帰国前にオリンピックの主会場であった「鳥の巣」によってきました(写真)。内部に入ると想像していたより広く、まだ熱気が残っているように感じられました。

2008年11月27日 23:44 [海外出張・旅行]

手術と講演

[海外出張・旅行]

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今回の手術はもちろん3件とも腹腔鏡で、1件目は不妊症の子宮内膜症病巣除去、2件目は進行した子宮内膜症で両側のチョコレート嚢腫(子宮内膜症のため卵巣が腫れているものです)、3件目は子宮筋腫の方の子宮全摘術でした。普通ですと一日がかりですが、午後は講演も予定されており、中日友好病院の先生方に発破をかけて、頑張ってお手伝い頂き、無事に手術を昼飯前に完遂できました。

講演は婦人科腹腔鏡の日本の現況を中心にお話しました。中日友好病院だけでなく北京近隣の方々もご参加で、100名以上の婦人科医が集まり、中国でも腹腔鏡への関心が高まっていることを実感した次第です。散会後記念写真をとりましたが、女性医師が多いことに気づかれますか。紅い横断幕には熱烈歓迎の文字が。ちなみに中日友好病院の産婦人科医32名中、30名が女性です。

2008年11月26日 23:41 [海外出張・旅行]

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