院長ブログ

福岡国際医療福祉学院特別講演会

[山王病院・国福大]

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福岡国際医療福祉学院特別講演会で「生命(いのち)をつなげるとうこと〜専門医が語る生殖医療の最前線〜」をお話しました。大勢の参加を頂き、体外受精や腹腔鏡手術の現場のビデオクリップも御示ししました。できるだけ分かりやすく楽しい講演を心がけたのですが、ご参加の皆様いかがだったでしょう。

2008年10月25日 23:05 [山王病院・国福大]

「子ども、生命、未来」

[山王病院・国福大]

国際医療福祉大学グループの一つに、福岡国際医療福祉学院があります。来る10月25日に学院主催で、特別講演会「子ども、命、未来」を企画され、講師として私もお話させてもらいます。http://www.takagigakuen.ac.jp/fukuoka/open_c/kouenkai.html

一般公開されますので、ご近所でご興味のおありの方はご参加ください。

2008年10月21日 16:48 [山王病院・国福大]

大柴葉子副院長

[山王病院・国福大]

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大柴先生は産婦人科医で、山王病院の副院長として大活躍をされています。今日は朝礼で産科医療保障制度のお話を頂きました。

産科医療補償制度とは、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対する補償の機能と脳性麻痺の原因分析・再発予防の機能を併せもつものです。http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/index.html

万一という言葉があるように、日本でも年間100万件以上の出産があり、本制度は産婦さんにとっても、産婦人科医にとっても安心してお産ができるよう機能すると思われます。

いつも明快でシャープなお話をされる大柴先生から説明があり、その意義と山王病院もこの制度に加入したことを職員全体が理解しました。

2008年10月20日 20:38 [山王病院・国福大]

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午前中は外来と病棟を行き来、午後は帝王切開と腹腔鏡手術で手術室と病棟を行き来。大学院の講義スライドの完成は午後5時半となり、赤坂キャンパスに向う。

1978年の世界初の体外受精児ルイーズちゃんの誕生からちょうど30年、私の「初期胚の代謝」研究も30年近くとなりました。講義のはじめには昔撮ったヒト卵子や胚の写真も示して、初期胚代謝の研究がどのように臨床に活かせるかも結構熱く語りました。

写真は卵胞から採取されたばかりの卵子と卵丘細胞です。真中に卵子、周囲に卵子を養う無数の卵丘細胞が輝いています。

2008年10月02日 20:02 [山王病院・国福大]

初期胚の代謝

[山王病院・国福大]

明日、国際医療福祉大学大学院の講義を南青山のサテライトキャンパスでおこないます。国福大の本校は栃木県大田原ですが、東京・小田原・熱海・福岡・大川・熊本のキャンパスがオンラインで結ばれ、地方にいても大学院で学ぶことができるという特徴があります。

国福大大学院保健医療学専攻の生殖補助医療胚培養分野の講義で、「初期胚の代謝」というテーマでお話するのですが、実はこのテーマは私の産婦人科医としての原点ともいえるものです。

昭和54年に東大産婦人科で研究を始めようという時に、当時の坂元正一教授と研究テーマを相談させて頂く機会がありました。坂元先生は「君は生化学と生理学ではどちらが興味あるかね?」と聞かれたのですが、今考えると前者が卵子や胚を扱う生殖医療、後者は胎児の発育や異常を扱う周産期医療であったと思います。

生化学とお答えして、その後30年近く学んできた初期胚の研究成果を話できるのは嬉しいことですが、話したいことが山のようで、整理をするのが難しく、明日までにできるか心配しながら、とりあえずブログに報告しております。

2008年10月01日 22:58 [山王病院・国福大]

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