院長ブログ

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今日27日は山王病院年末最後の手術日でした。腹腔鏡を利用して600gを超える子宮筋腫を無事核出し、(電気)メス納めをいたしました。写真はなんだと思いますか。手術にちなんでがヒントで無影燈とおわかりでしょうか。開腹手術の時は、手術野を明るく照らしだし、大事なのですが、腹腔鏡の時はスコープの邪魔になるので、消しています。

「無影燈」といえば思い出すのが、渡辺淳一氏の作品です。「白い影」という題名で30年以上前田宮二郎氏、数年前中居正広氏主演でドラマ化されたのでご存じの方も多いでしょう。腕がたつが謎めいた主人公の外科医・直江庸介が病に侵されていて、レントゲンの白く抜けた病巣部分から「白い影」というタイトルが生まれたのでしょう。個人的には「白い陰」というのが医学的には正しいように思いますが、、

2008年12月27日 18:20 [山王病院・国福大]

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