院長ブログ

ねんきん

[その他]

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「ねんきん特別便」のことはブログでも何回か触れました。

今日は「ねんきん定期便」を社会保険庁から頂戴しました。てっきり、先日提出した報告により過去の記録漏れがなくなり、昭和51年から今日までの加入履歴が完成したというお知らせかと思い、念のため内容を確認しました。

目を疑うというのはこのことでしょうか。目に入ったのは

(空いている期間があります。)

(空いている期間があります。)

(空いている期間があります。)

昭和52年から54年、55年から56年、57年から平成20年まで最初は東京都地方公務員、後の二つは東大勤務の期間です。正しい申告で、加入期間が増えるのはわかりますが、減るのはなぜでしょう?

回答票には正しい記載をして社会保険庁にお送りします。ご担当の方、ぜひ、よろしくお願いします。

2009年05月26日 23:58 [その他]

続々帝王切開

[医療・医学など]

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先日、前回帝王切開の取り扱い方をブログに記しました。該当する患者さんもご覧になってよくわかったとおっしゃってくださいました。

前回帝王切開で、今回も帝王切開をしようとお腹をあけて子宮をみると子宮の筋肉が薄くなって、赤ちゃんが透けてみえることがあります。そんなときは、つくづく帝王切開を選択してよかったとホッとします。

つい最近、子宮の壁が薄いというより欠損していて、セロファンのような膜の向こうに赤ちゃんの髪の一本一本がはっきり見える前回帝王切開を経験しました。通常は子宮はメスで切開するのですが、とっさにメスをとらず、鉗子で触ったところ孔があき、そこを拡げて無事赤ちゃんを出産することができました。

お母さんも、赤ちゃんもお元気で、予定日より早めに帝王切開してよかったと胸をなでおろしました。

2009年05月25日 23:47 [医療・医学など]

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今日は拙宅で誕生会ということで、孫二人も参加し、皆様と楽しい時間を過ごすことができました。弟の方が泣き出すと姉もつられておお泣きするのをみていると50年以上前のことを思い出しました。

赤ん坊の弟と留守番をしていて、弟が泣き出し、泣き止まず、自分も悲しくなって泣いてしまったのです。帰ってきた母に心細かっただろうと慰められたのか、兄なのだからしっかりしろと叱られたのかどうしても思い出せませんが、、

2009年05月24日 23:47 [プライベート]

バラ

[花と緑]

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帰宅すると玄関に綺麗なバラが届いていました。これも誕生月のご利益かと嬉しく有難いことです。しばらく室内で観葉し、開花が一段落したら、屋上のどこかに席を用意しようと思います。

2009年05月23日 23:36 [花と緑]

トレンターニ・レディオ

[医療・医学など]

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「トレンターニ・レディオ」というラジオ番組から取材の依頼を頂きました。番組はアラウンド30の女性をターゲットにしておられ、毎月の特集コーナーがあり、「子宮」に関する病気について紹介するので、電話インタビューに協力せよとのことでした。

今日の昼休みに番組中にお電話を頂き、「子宮筋腫」と「子宮内膜症」とについてキャスターの方からの質問にお答えしました。ご参考までに概要を御報告します。

RIOさん:「LIFE STYLE QUERY」のコーナー、今月は「婦人病」をピックアップしています。ここからは、「子宮」の病気について 詳しくお勉強していきましょう!

今週は、「子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)」と「子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)」についてご紹介します。

日本産科婦人科 内視鏡(ないしきょう)学会・理事長の 堤 治 (つつみ・おさむ) さんとお電話をつないで、詳しくお話しを伺いたいと思います!

堤さん、宜しくお願いします!

私:はい。よろしくおねがいします。

RIOさん:まずは・・・「子宮筋腫」からお伺いします。「子宮筋腫」はどのような病気ですか?

私:子宮は胎児を育てる袋のようなものですが、その壁は筋肉でできています。子宮筋腫はその壁からできる筋肉の塊、こぶのようなものです。女性ホルモンの働きによってできます。

RIOさん:かかった場合、自覚症状はありますか?

私:筋腫ができる場所にもよりますが、自覚症状がない場合が少なくありません。子宮の外の発育していくものがそれに該当します(図の3)。症状のある場合は、月経の量が増えて貧血になったり、生理痛がひどくなります(図1場合により2も)。

不妊症の原因にもなることがあります。

RIOさん:現在、どういう人たちに多い病気ですか?

私:三人に一人は子宮筋腫をもっているという位、よくある病気で、だれにでもできる可能性があります。

最近の傾向として、未婚未産の比較的若い女性に増えてきています。

RIOさん:治療法は? また、完治する病気ですか?

私:自覚症状がないものは特別な治療をしなくても大丈夫なものが多いです。症状があれば痛みどめや増血剤で対応します。ホルモン療法もありますが、多少副作用が問題になります。必要な時は手術療法を行います。その場合、できれば内視鏡による治療が望ましいと思います。

ラジオインタビューで図はお示しできませんでしたが、筋腫はできる場所によって3種類にわかれます。粘膜下筋腫や症状もでやすく治療を必要とすることが多いです。

2009年05月22日 23:43 [医療・医学など]

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