院長ブログ

川合陽子センター長

[山王病院・国福大]

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山王病院の特徴の一つに、予防医学センターがあります。健診で疾患を未然に防ぐために、予防医学の専門医が専従しています。センター長は川合陽子先生で、慶応大学内科で助教授を勤められた後、山王病院に着任頂きご活躍頂いております。

本日の朝礼で川合先生のお話を伺いました。通常、他施設の健診では、疾患が発見されたときや専門家に相談する必要がある場合、該当する外の病院に紹介することになります。ところが、山王病院では専門家が揃っていますので、院内で十分な対応ができることが大きなメリットで、クライアントの方には安心して頂くことができます。

転ばぬ先の杖で、ぜひ山王病院予防医学センターをご利用ください。

2008年09月08日 23:31 [山王病院・国福大]

ガン・ガーン

[医療・医学など]

今までも気がつかなかったわけではありませんが、今回の第11回国際内視鏡外科学会で強く感じたことは、日本の婦人科腹腔鏡はガンの手術で大変立ち遅れています。他の外科領域ではすでにガンの治療に腹腔鏡が導入され、普及しつつあります。

婦人科では、欧米のみならず、隣国の韓国や台湾でも普及が進んでおり、その手術映像や成績のよさに圧倒されます。日本ではわずかに一部私費診療でおこなわれているのが現状です。その場合、患者さんの医療費負担は保険診療の場合の10倍もするようです。

産婦人科内視鏡学会の理事長として、この状態を打開すべく努力したいと思います。ご関係の各位にはご支援ご協力をお願いします。

2008年09月04日 22:37 [医療・医学など]

腹腔鏡の父

[医療・医学など]

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音楽の父はバッハとかいろいろな領域で父や母と称される先人がいます。日本の産婦人科領域腹腔鏡手術の父は、チャールズ・コウといえると思います。1992年に来日腹腔鏡手術の講演や実技指導をしてくれたのが昨日のことのようです。その後、東大の手術室で難度の高い腹腔鏡手術を一緒にしたのも思い出です。他大学を含め大勢の見学者がインパクトを受け、日本における腹腔鏡普及の参るストーンになったものです。

コウさんは多忙の中今回の国際内視鏡外科学会にも参加頂き、久しぶりに記念写真を撮りました。向かって左のリーさんは私が理事長を勤めるAPAGE(アジアパシフィックの婦人科内視鏡学会)の創設に尽力し現在も事務局を勤めるいわば腹腔鏡の母です。

2008年09月03日 23:59 [医療・医学など]

第11回国際内視鏡外科学会

[医療・医学など]

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国際内視鏡外科学会は各国、各領域の内視鏡外科医が2年に一度一堂に集まる大きな学会です。今年は北野会長のもとに横浜国際会議場で今日から4日間開催されます。

本日のオープニングセレモニーには皇太子殿下のご行啓も賜り、流暢な英語のご挨拶に、ご自身の内視鏡によるポリープ切除の経験も語られました。患者さんの目線からのお言葉は大変説得力があり、参加者の心に残るものでした。

2008年09月02日 23:34 [医療・医学など]

保母るつ子先生

[山王病院・国福大]

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9月になりました。山王病院リプロダクションセンターからニュースです。本日、保母るつ子先生が新任医師として加わってくださいました。山王病院のホームページにはまだアップされていませんが、ここで紹いたします。保母先生はもちろん医師で、埼玉医科大学を卒業して周産期を専門として勉強された後、内視鏡に興味を持たれ、専門病院で研修されていました。

ご縁があり、この度山王病院で一緒に働いてくれることになりました。腹腔鏡下手術を得意していますので、増加する手術患者さんのニーズに対応してくれると思います。妊婦さんや出産にも力を発揮してくれるでしょう。皆さんもよろしくお願いします。

私はといえば、朝礼で山王病院の職員の方々に挨拶し、分娩の誘導(計画分娩)をスタートし、午前の外来を昼過ぎまで頑張り、腹腔鏡手術を実施し、無事出産に立会い、病院の運営に関する会議に出席することができました。帰宅して産科と婦人科向け腹腔鏡入門原稿と一般向け「女性の病気と腹腔鏡」に取り組みましたが、完成は明日以降になってしまいます。督促を頂いている編集者の方すみませんです。

2008年09月01日 23:53 [山王病院・国福大]

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