院長ブログ

産科婦人科医

[医療・医学など]

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産科婦人科医が全国的に不足しているのは社会の問題ですね。大変な仕事ではありますが、医学の中でもやりがいのある科ですから、今が底だと思っています。よく知れば産科婦人科が生きがいだと思う人は少なくないので、魅力をアピールしていくことも大事ですね。

なぜ産科婦人科医になったかと聞かれることがあります。一行では答えられませんが、一言でいえば、「生命の誕生にかかわり、立ち会えること」でしょう。

産科婦人科医をしていてとても辛いこともあります。今度こそ妊娠されたかと期待した患者さんが残念ながら月経が来てしまった時がそれです。それと、ようやく妊娠された患者さんが不幸にして流産してしまった時です。

気持ちを立てなおして頑張ろうとするのですが、それに気づいた患者さんにかえって慰められることもあります。本当に何年たっても何歳になっても患者さんには教えられ、育てて頂き日々感謝しています。

2009年06月03日 23:59 [医療・医学など]

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